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第1852話
熱血君 ◆O4x3A1GrPw
投稿日: 04/05/03 00:48 ID:1BPpGw/q
「その下着はあたしのもの」
「このバカンコッ!」
ニホンちゃんの袴をめくろうとしたカンコ君、いつもどおりタイワンちゃんに
ぶっ飛ばされています。
「アイゴオオ・・・・・・」
教室の壁にまで吹き飛ばされたカンコ君全身を子供が悪戯した後の人形のように
しながらも何とか立ち上がります。
「ぼ、暴力反対ニダ!ウリが一体何をしたニダかっ!」
「ニホンちゃんの袴めくろうとしたでしょーーーが、あたしがわからないとでも
思ってんの!」
「これはスキンシップニダ!ウリは一日一回ニホンの袴の中を覗いたりお尻を
触らないと中毒症状が出てしまうニダ!」
「勝手に出て死んどきなさい!」
バキッ
かくして再び床に沈むカンコ君でした。
「全く何億回ぶっ飛ばされえようが懲りない奴ね、ほんとに」
タイワンちゃんは腕を組んで怒りに顔を顰めて床に沈んでいるカンコ君を睨み
つけました。
「そんなにニホンちゃんばかり見て・・・・・・」
そしてニホンちゃんに目をやります。
「・・・・・・いいかも」
タイワンちゃんニホンちゃんの袴から覗く白いスラリとした脚を見てゴクリ、
と喉を鳴らします。
ニホンちゃんは確かに胸もお尻も小さいです。しかしその形はかなり綺麗です。
プロポーションは胸やお尻が大きければよいのではないのは彼女を見ればわかる
ことです。
さて体育の時間になりました。皆更衣室に移り着替えます。
タイワンちゃんの側ではニホンちゃんが着替えています。振袖と袴を脱ぎ
下着だけになります。
(ほんとに綺麗な身体してるわよね。華奢で女の子らしいし肌も白いし。あたし
なんかチビで胸も何もないしなあ)
といったことを思いながらニホンちゃんを見ています。当然下着も目に
入ります。
(今日は青かあ。いいなあ、どんな色でも似合うし色んな色の下着持ってて)
彼女はまだ白以外の下着は許されていないのです。ここでタイワンちゃん
あることに気付きました。
「青!?」
そうです、今日のニホンちゃんの下着は尖閣パンツです。タイワンちゃんも
大好きなあのパンツです。
「ニホンちゃ〜〜〜〜〜ん(はあと)」
タイワンちゃんニホンちゃんに甘い声を出しながら近付きます。
「ど、どうしたの!?タイワンちゃん」
体操服の上着を着て丁度ブルマーを膝のところまで着たばかりの
ニホンちゃん、タイワンちゃんの唯ならぬ雰囲気に慌てて動きを
止めました。
「お願いがあるんだけどぉ〜〜〜〜〜」
タイワンちゃんは下着姿のままニホンちゃんににじり寄ります。
「な、何!?」
ニホンちゃんタイワンちゃんに下から覗き込まれてもうタジタジです。
その整った顔もすっかり狼狽しきっています。
「今履いているパンツあたしにくれないかなあ、あたしそのパンツ好き
なんだ」
「け、けれどこれわたしのだしトウキおじさんもそう言っていたし・・・・・・」
「そんな堅いこと言いっこなし!ニホンちゃんとあたしの仲じゃない。
いいでしょ?ねえ・・・・・・」
「あ、あわあわあわ・・・・・・」
ニホンちゃんもう陥落寸前です。ここで思わぬ助っ人がやって来ました。
「二人共、もうすぐ授業開始よ」
バトナちゃんの声がしました。
「あ、いけない!」
二人はようやく我に返りました。そしてブルマーの上からジャージを
着て授業に向かいました。
危ういところで難を逃れたニホンちゃんですがここで新たな
ことに気がつきました。
(タイワンちゃんも本当にこのパンツが欲しいんだ・・・・・・)
このパンツは香ちゃんも狙っています。かなり人気のある
下着なのです。
(油断してたら危ないな)
チラリとタイワンちゃんを見ます。まだニホンちゃんの腰
のあたりを物欲しそうに見ています。
(自分の身は自分で守らなくちゃね。いくらタイワンちゃんでも
パンツまであげるわけにはいかないわ)
そう決心するニホンちゃんでした。
後でそれを聞いたトウキおじさんは言いました。
「あの娘もわかってくれないな」
悲しみを含んだ言葉で言います。
「幾らニホンちゃんと親しいといっても言っていいことと悪い
ことがあるというのに」
年老いたおじさん、しかし彼の悩みはまだまだ尽きないようです。
解説
熱血君 ◆O4x3A1GrPw
投稿日: 04/05/03 00:55 ID:1BPpGw/q
今回のソース。タイワンちゃんも尖閣パンツが欲しくて
たまらないようです。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040414-00000513-jij-int
李登輝氏は日本軍で高射砲部隊の将校だったとか。西本幸雄さん
と同じかとびっくりしました。まさか面識が。
あと僕がニホンちゃんの服の描写を時折細かくしているのは彼女が
日本の擬人化で大和撫子なキャラなのでその雰囲気を出したいからです。
だから袴や振袖なのです。永月さんの絵に影響されてますが。
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