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第1867話 ab-pro 投稿日: 04/05/17 14:10 ID:Czh4kv6q
  今回のお話は、時を多少遡ります。

 「また、こうして君とお茶を一緒に楽しめるなんて思っていなかったよ」
 ちょっと古びれてはいますが、きっちりとした仕立ての背広姿の青年が、
華美なところはないものの十分に気品を備えたお嬢さんに切り出します。
 「ほんと。昔は良く一緒に遊び回っていたものだけどね。あの鉄のカーテ
ンが出来た時は、これでもうあなたには会えないのだと思ったものよ。
 それが思い切ったことをしたものね、ガリー」
 本当に懐かしそうに子供の頃の愛称で呼ばれた青年・ハンガリー家の若
旦那は満面の笑みを浮かべて、
 「・・それはもちろん、ただひとえに君に会いたいが為さ、ハプスブル
グ!」
 お互い親戚同士しで家も隣だった二人は、幼い頃はよく遊んでいたので
すが、二回目の地球町大喧嘩とその後のゴタゴタで、ユーロ町を二分する
ように出来た鉄のカーテンのせいで今まで離ればなれになっていたのです。
 「そして私の家のウイーンの間で二人一緒にお茶を楽しんでいるなんて!
 よく鉄のカーテンをこじ開けたものだわ!」
 「なに、我が家の従業員のためでもあるしね。・・正直、ガタガタにな
った我が家の家計を建て直すためにも、ゴルビーさんの解放路線
は活用しなくちゃね」
 そうなのです。ユーロ町の東半分を取り仕切るロシアノ家の家業を任さ
れているゴルビーおじさんが、一説では怪しくなり始めていると言う営業状
況を改善するために業務改善に邁進しているのです。
 その隙をついて、ハプスブルグ嬢に会いたい一心(なのかどうかは分から
ないが)のガリー青年が、自分の家の前の鉄のカーテンの警備システムを取
り外して、自分の家の従業員がカーテンの向こう側に行くことを許可してし
まったのです。
 「・・・まあ、内心ビクビクしてたのは認めるけど。でもまさかゴルビー
さんから激励を受けるとは思っていなかったよ。それに今度アメリー君が家
に遊びに来ることも決まったしね。世の中動いているんだ・・・」
 「・・本当ね。これからもっともっと世の中いい方に進んでくれると良い
わね」
 そうして、朗らかな午後のティータイムを楽しむ二人。しかし、この二人
の再会は、別の所で歴史を動かす大きな影響を与えていたのです。 
 「アーリア。仕事だ」
 全く感情を表さない男は、自分の最良の教え子に命令書を手渡します。
 「・・お前もテレビで見ただろうが、ハンガリーの家が鉄のカーテンを開
放したのを見た我が家の従業員共の中に、ハンガリー家を経由して西に脱出
を計画している者が多くいるという」
 その言葉に、アーリアと呼ばれた少女は何の反応も示さず、ただ静かにそ
の場に立っているだけです。
 「ハンガリー家に確認したところ、あくまで鉄のカーテンを越えられるの
はビザを持ったハンガリー家の従業員だけで、我々の許可を受けていない我
が家の従業員がこれを行った場合、それは違法行為であると言うことだ。
 不埒な我が家の従業員の始末を他の家に押しつけるのは申し訳ない。
 アーリア。手段は問わない。ハンガリー家で不法行為を企む我が家の従業
員を連れ戻すのだ」
 非情な命令を当たり前のよう命じる男に、しかし少女は何の迷いもなく敬
礼で答えました。
 「ダー、シュタージ長官」
 このような光景は、今までに幾度と無く繰り返されてきたのです・・・
 「うん、観光客が大勢いらっしゃってくれるのは嬉しいけど、・・・何だ
か変だな?」
 アメリー君の来訪やら、大忙しのハンガリー家で大黒帳を付けていたガリ
ー青年は、大黒帳を見て首を傾げました。
 そんなガリー青年に、隣で仕事を手伝っていた秘書が、難しげな表情で事
情を説明し始めます。
 「それがですね、若旦那。今年は異様に東ドイツ家から避暑に訪れる観光
客の方が多いのですが・・・」
 「ああ。毎年あの家からはバカンスに多くの人が我が家に来ていただいて
いるけど、この数は例年の比ではないね」
 「・・・それが、彼らの行き先はどうも、警備システムを外したオースト
リア家との出入り口のようです。最近、警備員が出入り口周辺をうろつく東
ドイツ家からの観光客を追い返したという報告が上がってきていす。
 ・・・彼らは間違いなく西側への脱出を企図しています」
 「それは不味いな・・・。あくまで我が家の人間の往来は許可したけど、
余所の家の人間までは。今の東ドイツの状況では・・・。まだあそこはシュ
タージおじさんが頑張っているんだったっけ?」
 「・・はい。向こうからも東ドイツ家の住民を西側へ出さないように要請
が来ています」
 「・・・・」
 あまりの事態の推移に頭を抱えるガリー青年。その瞳にはね大黒帳に書き
込まれた、膨大な数に上る東ドイツ家からの観光客の総数が示されています。
その数は日に日に増しているのでした。
 その頃。
 
 生まれて初めて鉄のカーテンの東側に遊びに来ていたアメリー君。一通り
観光も済み案内された寝室で、家からお付きの執事にハンガリー家の印象を
尋ねられました。
 「うーん。建物とかは見応えがあるね。うちにはない歴史的なものばかり
だね・・」
 と、ここまで素直に感心していたアメリー坊やですが、ここから少し口元
を歪めて
 「あとはそこに住むハンガリー家の人々もそれに合わせてるのかな?
 ファッションも、店に並んでいる商品も、テレビ番組も、みんなノスタル
ジーを呼び起こすものばかりみたいだし。
 まあ、僕としてはハンバーガーやTVゲームが無いことを除けば、たまに
観光に来るのにはいい場所かもね!」
 「結構です、坊ちゃん。もう少し物言いをビブラートに包んでもらえれば、
更に結構ですが」
 「分かっているよ。ダディーの言いつけは守るさ!」
 「はい、坊ちゃん。改革の進む東を観光して、間接的にゴルビーさんを支
援する。我が家のためにも、ゴルビーさん改革は成功して貰わなければなり
ません。そのためにはお父上もゴルビーさんに支援は惜しまないでしょうか
ら」
 そして

 「うむ、やはりこの線しかないな」
 とうのゴルビーおじさんは、秘書から渡されたレポートを見てうなずきま
す。レポートの題名は「東西ドイツの統合シナリオ」。
 そこに書かれた可能性は三つ。
 1 東ドイツによる西ドイツの併合。・・・これはあり得ない
 2 西ドイツによる東ドイツの吸収併合。 ・・・これはなんとしても避
 けなければならない。
 3 東ドイツと西ドイツが、我が家とアメリー家の影響下から離れて、そ
 れぞれ対等の立場で合併。 ・・・これがベストである
 既にこの時、ゴルビーさんの頭の中では、将来の東西ドイツ家の統合は不
可避であると結論づけられていたのです。
 「・・崩壊し掛かった我々の家業を再建するには改革しか道はない。
 しかし、急激すぎる変化も困る。改革は進めるが、我々ユーロ町の東ブロ
ックは現在の秩序を失うわけにはいかない。
 ・・・・しかし、東ドイツ家の番頭共の頭の固さと来たら!
 壁のこちら側での最優等生であることは認めるが、だからといって改革の
必要性を全く認めていないとは」
 問題山積のゴルビーさんは、頭を抱えるしかないのでした。
 「どうしたものかな、ハプスブルグ?」
 もはや日課となったウィーンの間でのお茶会で、困り果てたガリー青年は
ハプスブルグ嬢に助けを求めました。
 日に日に増える東ドイツ家からの観光客。未だにシュタージさんが頑張る
東ドイツ家の従業員は、同じユーロ町東ブロックの他の家にバカンスに出る
ときでさえ、シュタージさんに許可を貰って決められた日数までに帰らなけ
ればならないのですが、今年に限って彼らは帰りの日付が迫っても一向に帰
る気配がないのです。
 「あら、ガリーたら。毒食わば皿まで、という諺を知らないの?」
 「ハプスブルグは昔と変わらず勝ち気だな」
 「それを言うなら、実際に壁のこちら側に来ている貴方の方がスゴイと思
うけど。・・それとも、壁を再び閉じてしまう?」
 「ああぁー、もう!そんなこと出来るわけないじゃないか!!
 しかし、ゴルビーさんの改革は東ブロックの家業を再建するためであって、
崩壊させるためにやっている訳ではない。そしてアメリー君の家も改革を進
めるゴルビーさんを支援している・・・」
 「でも、このままなら貴方の家に来ている東ドイツ家の人々は行く当てを
失ってしまう」
 そこまで言ってハプスブルグは、手にしていたティーカップを置くと、ガ
リー青年にあらためて向き直ります。
 「聞いて、ガリー。
 私と貴方の家がまだ一つだった頃。私たちの家は、このユーロ町を支配し
ていた。その功罪はどうあれ、そのころにはユーロ町には東も西もなかった
のよ。
 今でこそ私たちの家は衰えてしまったけど、そのころの気概まで失うわけ
にはいかない。私たちにも再び豊かで平和な一つのユーロ町を作るために出
来ることがあるはずだわ!
 東ドイツ家の人々が欲しがっているのは自由なのよ!」
 そんな、神々しさまで感じられるハプスブルグ嬢に、ガリー青年は改めて
魅入られてしまいました。
 「分かった。家運は衰えても、志ざしはいくらでも高くもてるものだし。
それならとことんやってみるさ!
 さあ、どんなアイディアが出せるか、二人で知恵を絞ろうじゃないか!」
 こうして二人のお茶会は、革命を予感させる密議の場になっていったので
す。
 「・・よし。今日はここで解放しよう。しかし、間違っても亡命などと言
うことを考えないことだな。・・我々は現にここにいるのだから!」
 ハンガリー家にあるシュタージの秘密のアジトで、数時間に渡って拘束し
ていた東ドイツ家からの旅行者を、アーリアの部下が脅しつけて返します。
 本当は即強制送還したいところですが、まだ自分たちが出した外出許可の
範囲内であるためそれも出来ません。
 「・・奴ら間違いなく逃亡を企てているでしょう。
 幸いハンガリー家が、家の境界を我が家の人間に対しては閉ざしているの
で実際に逃亡は出来ないでしょうが、これはゆゆしき事態です」
 部下の言葉に黙って頷くアーリア。正直、アーリアに与えられた部下では
どうする事も出来ないほど多くの東ドイツ家の従業員がハンガリー家に流れ
込んできているのです。
 同じ壁の東側へのバカンスと言う名目がある以上、東ドイツ家からハンガ
リー家への旅行を規制する事も出来無いのです。
 どうすることも出来ない焦燥を抱くアーリアの元に、別の部下が更に悪い
知らせを持ってきました!
 「これを見てください!今日になって我が家の従業員が集まりそうな場所
に、このビラが大量に貼られています!!」
 アーリアに差し出されたビラには、次のような”ドイツ語”が書かれてい
ました。

 ヨーロッパ・ピクニック
 世界は平和な時代へと向かっています。
 これからの私たちの町の未来について、東西の家の分け隔てなく自由に語
り合ため、家の境を解放してピクニックを開催します。
 ピクニック当日、ハンガリー家とオーストリア家はピクニック参加者の往
来を自由にします。
 このヨーロッパ・ピクニックで、私たちの町の未来について大いに語り合
いましょう!

 「なんと言うことだ!すぐに叔父上に報告する!」
 家の境の解放。ドイツ語のビラ。
 このビラに記されたあからさまな意図をすぐに理解したアーリアは、慌て
てシュタージ叔父さんと連絡を取るために電話に飛びついたのです。
 その頃。
 ビラをまき終えたガリー青年は、人目を避けて自分の家を出ました。行き
先は西ドイツ家です。
 「ようこそいらっしゃいました。あいにく父が不在ですので、僕がお話を
お伺いします」
 まだまだ幼いゲルマッハ君ですが、これから行われるであろう重要な話を
予感してか、居住まいを正してガリー青年を出迎えました。
 地球町でも五本の指に数えられる程になった富豪の西ドイツ家の豪華な応
接間で、しかし、多少くたびれた背広姿のガリー青年は、威厳を持って本題
を切り出しました。
 「既にご承知の通り、我が家に滞在し、こちらへの逃亡を願っている東ド
イツ家の人々を西ドイツ家に引き渡す用意が、我がハンガリー家にはありま
す」
 「ああぁ!」
 予想されていた事とはいえ、思わず感嘆の声を漏らすゲルマッハ君。
 分断された両ドイツ家にとって、その再統一の一歩ともなりえるガリー青
年の申し出は感動的でもありましたし、幼いゲルマッハ君にとっても生き別
れになっている妹と再会できるかもしれないのです。
 しかし、
 「それは素晴らしいお話ですね。
 ・・・ところで、ガリーさんはその見返りに何をお求めですか?」
 ガリー青年の訪問を知ったゲルマッハ君の父親が、電話でこれだけは確認
しろと言われていた事柄です。ハンガリー家の家計の状況は西ドイツ家にも
予想がつきましたし、むしろ代償の要求はご近所付き合いのなかでも当たり
前のことなのです。
 その質問をガリー青年も予想していたのでしょう。一瞬だけ顔をしかめま
したが、それでも次の瞬間には、例の背広の襟元をキザっぽく直しながら、
にこやかに微笑んでこう答えました。
 「私は、私の信念に従って行動しているだけです。何の見返りも求めるつ
もりは無いんですよ」
 そして、ついにその日。ヨーロッパ・ピクニックの会場。
 時間を前に閉ざされたゲートを挟んでにこやかに談笑するオーストリア家
とハンガリー家の人々に混じって、ゲルマッハ君とハプスブルグ嬢が待ちぼ
うけを食らっていました。
 「まったくガリーったら!
 あれだけ大きなことを言っときながら、もし遅刻したりなんかしたらだだ
ではおかないんだから!」
 「・・・ガリーさんは僕の家を後に、もう一カ所行くところがあると言っ
ていたんですけど・・・」
 そんな二人の前に、ギリギリになってガリー青年が駆け込んできました。
 「いやいや、ゴメンゴメン。真打ちは最後に登場と言うことで・・・」
 「遅い!今までどこほっつき歩いていたのよ!
 この忙しいときにピクニックの準備を全部私に押しつけて!」
 言葉を荒げるハプスブルグ嬢ですが、その表情は怒りと言うより怯えに似
た色が浮かんでいました。
 その顔を一別しただけで、ガリー青年はポンとハプスブルグ嬢の肩をたた
いて、ゲートの方に歩き始めます。
 「大丈夫!遅刻した分のお仕事は済ませてきたんだから!
 さて、ゲルマッハ君。ピクニックの始まりだよ。後は頼んだからね!」
 「はい!家への受け入れ準備は万全です!」
 「・・・ちょっと、ガリー!」
 「問題なし!
 それでは皆さんお待ちかねのヨーロッパ・ピクニックの始まりです!
 今ここに、歴史が動き出すその瞬間を一緒に見守りましょう!」
 ・・・・そして、今までずっと閉じられていたゲートがゆっくりと開き始
めたのです。
 「アーリア。ざっと見回しただけで五千は下らないでしょう。我々だけで
はどうすることもできません」
 ヨーロッパ・ピクニック会場のハンガリー側。ゲートを見渡せる路上の車
の中。見回りから戻ってきた部下が報告します。
 ゲートの周りで和やかにイベントの開会を待つオーストリア、ハンガリー
家の人々とは別に、ゲートの近くの森には大勢の東ドイツ家の人々が、その
時を固唾をのんで待ちかまえていたのです。
 「わかった。長官に連絡を取る」
 そういうと、アーリアは車載無線機を手に取りました。
 「シュタージ長官。申し訳ありません。現状は最悪の方向に向かいつつあ
ります。強硬手段にでますか?」
 「アーリアか。状況は了解している。撤退しろ」
 「撤退? よろしいのですか?」
 「ああ、こちらでも状況が悪化したのだ。
 ガリーの裏切り者がさっきまで我が家に来ておったのだ。あの恥さらしめ
は今後あらゆる家の人間の出入りに制限を加えないと宣言しおった。今ハン
ガリー家にいるいる我が家の人間はどこに行こうと自由だということだ!
 この裏切り行為にはいずれ代償を支払わせてやるが、今は一度仕切り直す。
すぐに帰還せよ」
 「・・・了解しました」
 部下に撤退を指示しつつ、アーリアは車から降りました。
 その時、ヨーロッパ・ピクニックの開会を告げるアナウンスがあたりに響
き渡りました。
 その直後にアーリアの瞳に飛び込んできたのは、開かれたゲートに向かっ
て駆けだした数千の彼女の同胞たちの姿でした。
 開かれた鉄のカーテン。今までゲートの近くで身を隠していた東ドイツ家
の従業員は、一斉にゲートに向かって駆けだしています。
 そんな彼らに道を譲りながら、オーストリア・ハンガーリーの人々が拍手
で彼らの門出を祝福しています。
 「とうとうやったのね、私たち」
 「そうだね。苦労した甲斐があったよね」
 「これからどうなるのかしら?」
 「それは・・・、神のみぞ知る、てところかな。でも・・・・・」
 まさに歴史が動いたその瞬間を、ハプスブルグ嬢と万感の思いで眺めて
いたガリー青年は、もう一人の連れの様子に気づいて言葉を句切りました。
 ゲルマッハ君は次々とゲートを通り抜ける彼の同胞ではなく、この騒乱か
ら少し離れたところに佇む、彼と年格好の変わらない少女に視線が釘付けに
なっていたのです。
 次の瞬間、駆け出そうとしたゲルマッハ君をガリー青年が押しとどめます。
 「すまない。今はここまでで許してくれ」
 今にも涙があふれ出しそうなゲルマッハ君に見返されて、ガリー青年は先
ほど言いそびれた台詞の続きを口にしました。
 「でも・・・・・、もうこの流れは誰にも止められない。
 だからもう少しだけ待っていてほしい。君ら兄妹が逢える日が来るように
これからも頑張る。約束するから」
 「・・・はい」
 ついに涙を溢れさせたながらも、ゆっくりとガリー青年に頷くゲルマッハ
君。
 そんな少年を優しく見つめながら、ハプスブルグ嬢はガリー青年の方によ
りかかり
 「子供との約束を大人は破ってはいけないのよ、ガリー」
 「そうだね、ハプスブルグ。ということで、次は何をしようか?」

 そして数年後。ガリー青年の言葉は現実となったのでした。  END

解説 ab-pro 投稿日: 04/05/17 14:22 ID:Czh4kv6q
 長々とすいませんでしたm(_ _)m
題材がヨーロッパ・ピクニックでしたので、題材に負けないように書き始
めたらついつい^^;
 ソースはNHKで以前やった海外ドキュメンタリーです。だいたい忠実に
再現したつもりですが、齟齬も結構ありますね^^;

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