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第1874話
熱血君 ◆O4x3A1GrPw
投稿日: 04/05/25 23:13 ID:eefyzn2e
「コユンちゃんの手料理」
今一つ近寄り難い印象ながら中世的な顔立ちが特徴的なコヨンちゃんです。
このクラスはとにかく濃い顔触れなので自己主張するのも一苦労だったりします。
けれどそうしたことにはこだわるところがないのが彼女です。今日も自分で料理
を作りカンコ君とチョゴリちゃんを自分の屋敷に招待しています。
「全く何で売りまで来なくてはいけないニダ」
「御前は食事マナーを覚えろ」
「フン」
相変わらずカンコ君には厳しいです。けれど彼女の気持ちには一向に気付かない
のが彼ならではです。
今日の料理は色々あります。お刺身にギョーザ、パスタとバラエティに富んで
います。彼女もわりかし器用なようです。
「味はどうニカ?」
まずチョゴリちゃんが口にします。さて感想は。
「美味しいニダ」
うっとりとした顔で言いました。まるで頬っぺたが落ちそうです。
「そう言ってくれると嬉しいな。僕はあまり料理を作ったことがないのだ」
「フン、その割には美味いニダな。まあ褒めてやるニダ」
カンコ君はくちゃくちゃと食べながら渋々文句を言います。
「ただし問題があるニダ」
「何だ?」
コユンちゃんは無表情のまま尋ねました。
「コユンちゃんの手料理」
今一つ近寄り難い印象ながら中世的な顔立ちが特徴的なコヨンちゃんです。
このクラスはとにかく濃い顔触れなので自己主張するのも一苦労だったりします。
けれどそうしたことにはこだわるところがないのが彼女です。今日も自分で料理
を作りカンコ君とチョゴリちゃんを自分の屋敷に招待しています。
「全く何で売りまで来なくてはいけないニダ」
「御前は食事マナーを覚えろ」
「フン」
相変わらずカンコ君には厳しいです。けれど彼女の気持ちには一向に気付かない
のが彼ならではです。
今日の料理は色々あります。お刺身にギョーザ、パスタとバラエティに富んで
います。彼女もわりかし器用なようです。
「味はどうニカ?」
まずチョゴリちゃんが口にします。さて感想は。
「美味しいニダ」
うっとりとした顔で言いました。まるで頬っぺたが落ちそうです。
「そう言ってくれると嬉しいな。僕はあまり料理を作ったことがないのだ」
「フン、その割には美味いニダな。まあ褒めてやるニダ」
カンコ君はくちゃくちゃと食べながら渋々文句を言います。
「ただし問題があるニダ」
「何だ?」
コユンちゃんは無表情のまま尋ねました。
「コユンちゃんの手料理」
今一つ近寄り難い印象ながら中世的な顔立ちが特徴的なコヨンちゃんです。
このクラスはとにかく濃い顔触れなので自己主張するのも一苦労だったりします。
けれどそうしたことにはこだわるところがないのが彼女です。今日も自分で料理
を作りカンコ君とチョゴリちゃんを自分の屋敷に招待しています。
「全く何で売りまで来なくてはいけないニダ」
「御前は食事マナーを覚えろ」
「フン」
相変わらずカンコ君には厳しいです。けれど彼女の気持ちには一向に気付かない
のが彼ならではです。
今日の料理は色々あります。お刺身にギョーザ、パスタとバラエティに富んで
います。彼女もわりかし器用なようです。
「味はどうニカ?」
まずチョゴリちゃんが口にします。さて感想は。
「美味しいニダ」
うっとりとした顔で言いました。まるで頬っぺたが落ちそうです。
「そう言ってくれると嬉しいな。僕はあまり料理を作ったことがないのだ」
「フン、その割には美味いニダな。まあ褒めてやるニダ」
カンコ君はくちゃくちゃと食べながら渋々文句を言います。
「ただし問題があるニダ」
「何だ?」
コユンちゃんは無表情のまま尋ねました。
「なじぇウリナラの料理が少ないニダ!」
見ればあまりありません。それもコユンちゃんのお家でよく食べる辛くない
ウリナラ料理が主体です。
「これは一体どういうことニダ、説明してもらいたいニダ!」
「何だ、そのことか」
コユンちゃんは薄っすらと笑って言いました。
「あまり食べる人がいないからな」
「ニダッ!?」
カンコ君はその言葉に思わず過敏に反応しました。
「我が一族の料理は他の家にはあまり人気がない。最近ではチョゴリちゃんの
ように他の家の料理も食べる人間が一族にも出ているな」
「そ、それはそうニダが・・・・・・」
チョゴリちゃんには怒りたくても怒れません。
「それにこうして他の家の料理を食べてみるのもいい。そうしてその味を
取り入れていけばいいじゃないか」
「そんなニホンみたいな真似ができるニダか!」
「そう言う御前はニホンちゃんの物真似ばかりしているな」
「グググ・・・・・・」
勝負ありでした。カンコ君は黙ってしまいコユンちゃんの料理をブツブツと
不平を言いながら食べました。
「やれやれ」
コユンちゃんは食事の後満腹になり妹と一緒に眠っているカンコ君
を見ながら溜息をつきました。
「本当に強情ね。そんなに自分の家のものがいいのなら何故ニホン
ちゃんのものばかり欲しがるのか考えたことがあるのかしら」
カンコ君のいびきと歯軋りを聞きながら言います。
「その素直でないところをなおしていけば全然違うのに。まあそれが
なくては愛嬌も何もないけれど」
少し複雑な気持ちのようです。カンコ君の寝顔を見ながら嫌そうな、
それでいて楽しそうな顔です。
「だが良いところだけ置いておいて他の悪い部分をなおしていけばいいわね。
そうでなくっちゃキッチョムのところのあの首領と一緒だわ」
彼女もあの人が嫌いでなりません。一族の恥だと考えています。
「私が側にいて彼を皆から本当の意味で人気のある人にしてあげなくちゃ」
けれどコユンちゃんも気付いていませんでした。それは独善にも
繋がるのだと。
けれど彼女もそのことに何時か気付くかも知れません。そうして人は
成長していくのですから。
「お休み」
コユンちゃんも自分の部屋に入りました。そして灯りを消しました。
解説
熱血君 ◆O4x3A1GrPw
投稿日: 04/05/25 23:17 ID:eefyzn2e
今回のソース。韓国のホテルでウリナラ料理のレストランが減っている
そうです。
ttp://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/05/10/20040510000067.html
新しい料理といってもまた大蒜と唐辛子では変わりないですが。
失礼、三重投稿していしまいました。このサーバーの重さは何だ!?
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(*^ー゜)b Good Job!!
(^_^) 並
( -_-) がんばりましょう
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