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第1880話
熱血君 ◆O4x3A1GrPw
投稿日: 04/05/29 02:32 ID:/E/Y/N4g
「やるっぺ」
ヨハネ君のお家の本は世界中で読まれています。よい教えなので皆
読んでいます。
「だが俺はうちの教えの方が大事だと思うがな」
ウヨ君もそう言いながら読んでいます。特にEU町や南米町では特に
よく読まれています。
大体自分の家の言葉で訳していますがニホンちゃんはある時新しい
ことを思いつきました。お家の人達が話す言葉で訳してみようと思った
のです。
「最近イワテの間の人達から頼まれてたのよねえ」
「じゃあそれでいこうよ。俺も協力するから」
「武士、お願いできるかしら」
「任せといて」
二人は早速作業に取り掛かりました。そして一冊の本が出来上がり
ました。そしてヨハネ君にプレゼントしたのです。
「どんなのですか?」
ヨハネ君は期待しながらそれを受け取りました。
「これは・・・・・・」
それを見たヨハネ君思わず目を見開きました。ニホンちゃんもウヨ君
も日之本家の正装なのです。しかもその本を入れている箱も漆等で飾ら
れた箪笥造りです。
しかも書かれている言葉はニホンちゃんの家の言葉です。それもかなり
特殊なものです。
「これはまたえらく面白い趣向ですね」
ヨハネ君は本を読みながら微笑みました。
「いやあ、実に素晴らしいニホンさんのお家にこんな言葉があるとは
思いませんでした」
「他にも一杯あるんだけれど」
「本当ですか!?」
ニホンちゃんの言葉に目を輝かせています。
「だったら今度是非教えてください。私も興味があります」
「だったら俺が教えてやるよ。それでいいか」
「はい、是非!」
こうしてヨハネ君はニホンちゃん家の方言について学ぶようになり
ました。ここでいらんことを言う人がまた登場です。
「ウリナラの文字は学ばないニダか!」
「じゃあ方言で書いてくれますか?」
「ニダッ!?」
ヨハネ君に突っ込まれます。
「それは・・・・・・」
「お待ちしていますよ」
そう言って立ち去るヨハネ君。
「アイゴオーーーッ、何時の間にか勉強しなくてはならなくなったニダ、
一体これはどういうことニダーーーーーーッ!」
教訓:口は禍の元。
解説
熱血君 ◆O4x3A1GrPw
投稿日: 04/05/29 02:35 ID:/E/Y/N4g
今回のソース。聖書の岩手弁、気仙沼のケセン語をバチカンに
送ったそうです。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040514-00000001-khk-toh
オチですが冬のソナタでは韓国の方言も使われているそうですね。観ていない
のでわかりませんが。別にヨン様は嫌いでもないですが。
東北弁も難しいな。太宰治の出身地津軽の言葉は最初聞いた時驚きました。
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