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第1912話 ゲンじい 投稿日: 04/06/26 00:05 ID:Y8u3/W/i
でんちょー

今日も平和な地球町で、ちょっとした事件が起きました。
日ノ本家の「でんちょー」とゆう敷地で、
なにやら怪しく刺激臭を放つ影がうごめいています。
どうやらその影は、お菓子をこっそり持ち出そうとしているようです。
「ニダニダ。ちょろいもんニダ。
ウリの家でこれをやって見つかればアボジにこっぴどく叱られる二ダが、
ニホンちで見つかってもたいして怒られないニダ」
怪しい影がお菓子に手をかけようとした、そのときです。
「そこにいるのは誰?そこでなにをしているの?」
ニホンちゃんです。
その清純可憐な声を聞いた影はニダニダと逃げ出しました。
「やばいニダ!ここはひとまず退散ニダ!」
「待って〜逃げないで!
…どこへ行っちゃったのかな〜?」
「ふぅ〜あぶなかったニダ。ほとぼりが冷めるまで、ここで隠れるニダ。
それにしても、あと一歩だったニダ。ニホンめ。
ウリの邪魔して許さないニダ。今度会ったら謝罪と賠償を(略)」

  続く
でんちょー  続き

おやおや。怪しい影は自分のことを棚に上げて、
超絶に狂った怪電波をフルブーストにして飛ばしています。
そのころ、ニホンちゃんは怪しい影を探して
「でんちょー」付近を歩き回っていました。するとどうでしょう。
ある方向から、えもいわれぬ刺激臭がしてきます。
「見つけた!あっ、カンコ君?」
「二っ、ニダ?逃げるニダ〜」
「待って〜カンコ君、逃げちゃだめ〜」
そう言っている間にも、
ニホンちゃんとカンコ君の差は開いていきます。
「逃げられちゃうよ〜もうこうなったら威嚇しかないね!」
ニホンちゃんはそう言うと、そこに落ちていた石を3つ掴み
カンコ君に向かって投げました。次の瞬間
「アァイグォオォォ〜」
ものすごい叫び声が日ノ本家に響き渡りました。
どうやらニホンちゃんの投げた石が、カンコ君に命中したようです。
「カンコ君。どうしてこんなことするの?
どうなるか、わかってるよね?」
ニホンちゃん、目が据わってます。
「アイゴ〜」
悪いことはできませんね。

     おしまい

解説 ゲンじい 投稿日: 04/06/26 00:24 ID:Y8u3/W/i
あとがき

初めて話を書きました。元ネタは田園調布での
韓国人スリグループの事件です。
韓国と日本のスリの刑罰の重さは、
日本のほうがだいぶ軽いようです。
小学5年生がお金を盗むとゆう話はどうかと思ったので、
今回はお金をお菓子に変えて話を作りました。
ご意見、ご批評をお待ちしてます。

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