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第2033話 熱血君 ◆O4x3A1GrPw 投稿日: 04/10/29 20:50:53 ID:dMG8QtNA
             「爆弾!?」 
 カンコ家はあのキッチョム君と首領様がいるせいでとても物騒
です。
 ですからお家の置いてある物はケンチャナヨ精神ながらそれなりに
調べてはいます。爆発したりしたら大変だからです。
 それは主に機械で調べます。調べているとチョゴリちゃんが青い顔
でカンコ君のところに入って来ました。
「兄さん大変ニダ、爆弾ニダ!」
「どうしたニダ、チョゴリ。大変の大安売りニダか?」
「そんな冗談言っている場合じゃないニダ、爆竹ニダ!」
「ニダッ!?」
「こっちニダ、早く来るニダ!」
 カンコ君が案内されたのは台所でした。そこにはキムチ壺が
一つありました。
「この中ニダか!?」
「そうニダ、機械が反応しているニダ!」
 見れば確かに。カンコ君は機械のメーターが激しく揺れている
のを見て顔を青くさせました。
「ど、どうするニダ」
「兄さん、とにかくこの壺を始末するニダ!さもないと大変なことに
なるニダよ!」
 チョゴリちゃんはもう普段の冷静さを忘れてしまっています。
「とにかく中身を調べるニダ!」
「わかったニダ!」 
 すぐに調べます。そしてその中身は。
「ニダッ!?」
 何と単なるキムチだけでした。これはどうしたことでしょう。
「これはどういうことニダ」
「兄さん、こっちにも反応するのがあるニダ」
 そっちの中身は石鹸、もう滅茶苦茶です。
「どうなっているニダ」
「兄さん、こっちも」
「どうせそれも石鹸か何かニダ。見れば反応がないニダ。放っておくニダ」
「わかったニダ」
 ところが。
 BOKAAAAAAAAAAAAAN
 どういうわけが爆発で二人が吹き飛んでしまいました。
「あれは本物だったニダか」
 とりあえずススだらけになりながらも廃墟となった家から出て来た
カンコ君は同じく真っ黒のチョゴリちゃんに尋ねました。
「そうみたいニダ。どうやらキッチョム兄さんの仕業みたいニダ」
「ブラジャー、またそんな・・・・・・」
「けれど問題はそれがわからなかったことニダ。そのかわりキムチ壺
とかに何故か反応したニダ」
 あとで調べてみると機械に問題がありました。何と肝心の爆弾には
反応せずキムチや石鹸に反応してしまうのです。
「こ、これはどういうことニダ!言ったどこの家の機械ニダ!」
 調べてみるとこの文字が。
 MADE IN URINARA
「アイゴオオオオ、ウリナラのだったニダ・・・・・・」
 そのあまりの事実の前に打ちひしがれるカンコ君でした。

解説 熱血君 ◆O4x3A1GrPw 投稿日: 04/10/29 20:52:55 ID:dMG8QtNA
 今回のソース。爆発を機械が誤認。
ttp://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/10/19/20041019000021.html
 何というか。またキムチですか。しかも石鹸に反応。何故だ!?

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