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第2034話 熱血君 ◆O4x3A1GrPw 投稿日: 04/10/31 23:47:35 ID:vY4nQN51
              「微笑みの秘密!?」
 チョゴリちゃんも女の子、当然ながら男の子にも興味があります。
「けれどニホンさんも・・・・・・」
「えっ!?」
 ちらり、と横目で見られたニホンちゃんは思いきり焦っています。
「冗談ニダ。そんな筈ないニダよ」
「そ、そうよね、あはは」
 けれど一瞬目の光が異様だったような。けれどそれはとりあえず
忘れられました。
 そんなチョゴリちゃんの男の子の好みは結構変わっています。この前
まではわりかし太ってがっしりした人が好きでした。
「ソバンジャね」
「そうニダ」
 その中でも一番太めの人が好きでした。チョゴリちゃんはその人を
『オッパ』とまで呼んでいました。
 けれど今はちょっと好みが変わっています。まだソバンジャは覚えて
いますがそれはもう過去のよき思い出になったようです。
 最近はどうも優男がお気に入りのようです。クラスでの会話もいつも
そうしたタイプをプッシュしています。
「わたしもそうした人がいいなあ」
 奇しくもニホンちゃんも同じです。彼女の好みは結構五月蝿いです。
「ほっそりとして目が黒くて。色は白くて。それで毛深くない人が
いいんだけれど」
「ウリもニダ」
 どうも怪しい位好みが似ています。
「ウリの好きな人は」
 絵まで描いて説明します。
「黒い髪でしょうゆ顔で細くて凛々しくて。やっぱり瞳は黒くて」
「しょうゆ顔なんて古い言葉よく知ってるね」
「ケンチャナヨニダ」
 そして遂に完成です。そこにあるのは。
「それは」
 何とウヨ君の顔でした。
「ウリはこんな人が好きニダ。どうニダ、凄く美形だと思うニダ」
「そうだけれど」
 これにはさしものニホンちゃんも驚いています。
「服装もいいニダ。ポーズもこんな感じで」
 嬉々として絵にしていきます。そのどれもがウヨ君と彼がいつも
している仕草ばかりです。服もです。
「チョゴリちゃん、これって」
「どう思うニダ?かっこいいニダね」
「うん」
 彼女の邪気のない笑顔を見ていると頷くしかありません。どうやら
彼女は自分の言っていることがまだよくわかっていないようです。
と思いきや。
(うふふふふふふふ)
 チョゴリちゃんは心の中で笑っていました。またニホンちゃんを
ちらり、と見ます。
(何時かニホンさんはウリの義姉さんになるニダ。ウリはウヨ君と)
 どうも彼女も女の子。恋をしたら忽ち魔術師になるようです。

 ソースというか元ネタは韓国のタレントの変遷です。ソバンジャ
からヨン様になるとかなり日本のタレントそっくりになっている
ような。これで日本文化お断りと言ってもなあ。中にはリュシフェル
そっくりなのもいたし。最後はまあかの国の一部の人達の本音・・・・・・
だったら凄く嫌だなあ。

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