連続ドラマ小説「ニホンちゃん」第2094話「大和の動くホテル」　作：不詳

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第2094話名無しさんお腹いっぱい投稿日： 05/01/04 00:30:01 ID:77iy/pdq: 「はじまりはじまりー」
ニホンちゃんがクラス会で紙芝居をしました。
題名は「大和の動くホテル」
日露戦争以降ババァのように脳みそが硬化した軍部。それをなんとかしようと山本五十六が大和ホテルの建造中止をさせる話です。
「すげー」
「殺風景な風景と軍部の魅力の無さは欠点ですが、さすがにニホン監督。大和が米軍に墜とされるシーンは圧巻ですわ」
「えへへ・・・」
期待通りとまではいきませんでしたが、なかなかの観客の反応です。
「そういえば、カンコ君来てないわ」
「カンコなら隣のクラスでそれを上映してるぞ。」
「また・・・勝手に・・・」
カンコ君はよくニホンちゃんの紙芝居を勝手にコピー機でコピーして、上映してしまうのです。
「ウェーハッハッ大和ホテルは魚雷をむちゃくちゃに当てられて沈んでいったニダ！！ニホンは弱すぎるニダ！」
「もう、セリフ変えすぎだよ！勝手に上映するのは良いけど！」
「何言ってるニダ。今回はちゃんとニホンの許可取ったニダ！白痴ー」
「むっ・・・」
ニホンちゃんは３日完徹でちょっと記憶力が弱くなっていたのでした。
「知障は無視して続けるニダ～、山本はそれがショックで癇癪で痙攣を起こし、脳梗塞を起こして死んじまったニダ！！！！ホルホルホル」
「ハァ？何言ってんだカンコ？癇癪起こして死ぬわけないだろ？」
「そんなわけないニダ。ウリの家ではよく気が狂って死んでる人がいるニダ。」
「うそでー。脚色しすぎだー。嘘つきカンコ！嘘つきカンコ！今度からお前の名前は嘘つきカンコだからな。創始改名しろよ」
アメリー君はさすがガキ大将。勝手に名前をつけてしまいました。
「嘘つきじゃないニダ！ウリの文字に嘘という言葉は無いニダ！」
「ふ・・・それはお前が文字を書けないからだろ・・・アル」
「こ、こんにゃろー。ウリの言うことが聞けないニダ！お前等ウリの言うこと聞けニダ！山本はファビョって死んだの！アボジが言ったの！！ウウウウウウウリがウリガッガガガガガガガ・・・・ブクブクブク」
カンコ君が痙攣を起こしています！
エリザベスちゃんがナース服で飛び出してきました！
「た、大変！心臓が止まってますわ！至急ナイチンゲールの名前で町内のICUの確保！」
カンコ君は一週間病院で死の床を彷徨って、クラスに帰ってきた時、彼を嘘つきカンコとは呼ばなくなりました。
良かったね！カンコ君！
解説名無しさんお腹いっぱい投稿日： 05/01/04 00:34:57 ID:77iy/pdq: http://www.starleaf.net/~airami/howl.htm
そーす：韓国での公開
ソフィーの「癇癪で死んだ人はいない」という台詞が
「火病（ファビョン）で死んだ人はいない」と変わっています。
http://www.kadokawaharuki.co.jp/yamato/press_01.html
しょうゆ：映画「男たちの大和」