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第2110話 不詳 投稿日: 05/01/11 02:40:39 ID:JX4wWsMD
「ニホンちゃん 1911」
それはニホンちゃんが生まれる前のお話、まだまだ地球町にはパツキンの暴力と差別が
横行しニホン気以外のアジア町の人パツキンに怯えながら暮らしていた時代のこと

ニホン「父上なぜ僕たちはイモを食ってまで、カンコ家を併合し地球町一
    貧相な家のリフォームをしなきゃならんのですか?」
ニッテイ「はっはっは、男子たるもの、食い物ぐらいでガタガタいうでない。
     よいか、カンコ家のあったあたりが。ロシアノビッチや他のパツキンの手に
     落ちれば次はニホン家が滅ぼされてしまうのじゃ。それに一視同仁の教えを忘れるな
     カンコ家の人間だ、ニホン家の人間だのと詰まらんことを申すな。」
ニホン「はい 父上 私も早く大きくなって立派なサムライになります。」 

ニッテイさんの言い分は今からみると、ずいぶん身勝手かもしれませんが
ほとんどのアジア地区の人々は家をユーロ地区のパツキンに取られていたお話なのです
翌日 ニッテイさんがカンコ家の裏庭で野良仕事をやっていると、
ヤンパン君(カンコ君のおじいさま)がお昼寝をしていました。

ニッテイ「おいヤンパン、貴様また働かんと朝から師のたまわくとやっているのか?
     少し体を動かさんか、働いた後の飯は美味いもんだぞ。」
ヤンパン「なに訳の判らないこといってるニカ?先生様。 野良仕事なんか誇り高いチョソン男児のすることではない
     ハムニダ。その辺は白丁にでもやらせておくハセヨ。」

ーーーニッテイさんすでに角刈りの頭から湯気がでて髭が震えています。ーーー
ニッテイ 「貴様まだそのようなことを申しておるのか?」
ヤンパン 「怒ったニカ?なじぇ怒るニカ?それよりサンノムから取り上げたマッコリと
      キムチがあるからこれで一杯引っ掛けて機嫌なおすニダ。」
ニッテイ 「わしがニホン家当主ニッテイであーる。」
ニッテイ 「貴様ァ わしを愚弄いたすか!足を広げて立てぃ歯ァ食いしばれ!」

ーーーーーーニッテイさんの鉄拳が炸裂したようです。ーーーーーーーーーーー
ヤンパン「アイゴー、なじぇ殴るにか?賄賂あげたのに!シャベチュニダ、謝罪シル!」

解説 不詳 投稿日: 05/01/11 02:49:51 ID:JX4wWsMD
この事件にはソースのようなものはありませんが、今の日本人の10倍
堅物な戦前の日本人と、将軍さまのような両班が一緒に生活していた、明治の終わりは
こんな感じの摩擦が、あちこちでおこっていたような気がします。

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