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第2124話
不詳
投稿日: 05/01/23 23:57:53 ID:JoGSDvlp
「仙人」
寒い寒い冬の夜カンコ君は孔子様が祭ってある、祠の前で水ごりをしています。
「おねがいニダ!ウリの望みは克日ニダ!なんとしてもニホンを抜いて、
学校で2番の成績になりたいニダ!これだけお願いしてるんだから、孔子様は
ウリの願いをきくべきニダ!」
するとどうでしょう!カンコ君の目の前に白く長い髭をはやした、お翁さんが現れました。
爺 「アイヤ!なんと偉そうな願掛けをする奴がいるアルな。」
カンコ「へへー!先生様は孔子さまニカ?」
爺 「違うヨ 孔子様は夷狄の相手はしないアル。 ワタシは朱・・・」
カンコ「朱子様ニダか! ありがたいニダ! どうかウリの望みをかなえて欲しいニダ。」
爺 「かなえてやらんこともないが お供えがキムチではのう。」
カンコ「キムチでは駄目ニカ?では500ウォンニダ!」
爺 「ウォン駄目アルヨ 1万円でお布施するヨロシ。」
カンコ「8万ウォン 7千円に負けるニダ。」
爺 「ふぉーほっほ 仕方があるまいて 慈悲の心アル。お布施は前金アルヨ。」
カンコ「ほんとニカ!ニホンを追い越せるニカ! マンセー」
爺 「じゃやがの おまいさんにも少し頑張ってもらうアル
わしがいいというまで、絶対に怒ってはならん良いアルか?」
カンコ 「はい!先生様!」
カンコ君がなけなしのおこずかいを払うと、仙人はいなくなり、
シナー皇帝があらわれてカンコ家の人を苛めています。でもカンコ君ファビョりません。
今度はニッテイさんがあらわれてカンコ家の人を殴っています。でもカンコ君ファビョりません
それどころかニッテイさんと一緒になって乱暴を働きました。
暫くすると、またあの仙人が現れました。
爺 「・・・・・・・・」
カンコ「先生様!ウリはやったニダ!」
爺 「よくがんばったな この キ ム チ 野 郎。」
キムチ野郎〜キ ム チ 野 郎〜キ ム チ 野 郎
キムチ野郎の言葉かカンコ君の脳内でループします。
ふぁびょーーーーーん!カンコ君、もう我慢できません。
カンコ「なんということを言うニカ!シッパル野郎!ミンジョクの誇りがキジュツついたニダ!
うすぎたない垢奴め!謝罪シル!賠償シル!金返すニダァーーーー」
と絶叫したとたん、甲高い笑い声とともに、あたりは静かな暗く寒い夜の祠に変わりました。
翌朝、凍え死に寸前のところをニホンちゃんにみつけられ、アメリー家のヘリで病院へ
運ばれ、なんとか助かったカンコ君ですが、ニホンちゃんの話では、彼は凍えながファビョッていたそうです。
チュウゴ君の話では、この祠で、仙人になれなかった道士がときたま人をたぶらかすことがあるのだそうです。
解説
不詳
投稿日: 05/01/24 00:08:24 ID:JoGSDvlp
ソースがないように見えますが、魯迅の「吶喊」という本が、確か岩波書店からでているから
よんでみてください。清朝末期には、インチキ道士や、学者、医者などが無学な
庶民をたぶらかす話がたくさんでてきます。
肺結核の子供を助けたい一心でインチキ医者に騙され、人血饅頭を作る親の話なんかもう。
また話そのものは「杜子春」の後半部のパロです。
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