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第2158話
放置=ウィン ◆0x.mxZktEk
投稿日: 05/02/16 04:30:28 ID:+R2KfH5G
前回までのあらすじ
ビデオカメラを片手に女子の部屋に進入した極東ダチョウ倶楽部(リーダー不在)だが、
布団の中はことごとくものけの空。
それどころか、物置から京都謹製の硬い枕が雨あられと二人を襲う。
混乱する二人に高らかな笑い声が浴びせられる。
「ふははは、貴様らの浅知恵などお見通しよ。」
「そ、その声はっ!」
カンコくんたちが振り返ると、部屋の隅に山積みにされた丘に、白いパジャマを着た
タイワンちゃんが立っていました。
「むむむ・・・・。事は露見したかっ!」
「兄上、かくなる上は早々に引き上げるべきですぞ。」
「××の下着1枚もとれずに引くというのか・・・。無念だが仕方あるまい。」
二人はきびすを返すと、枕の雨の中をベランダへと一目散に逃げていきました。
そして、彼らがやっとの思いでベランダへの窓に手をかけたのですが・・・・
・・・そこに待っていたのは、マカロニーノ君のヤクザキックでした。
「マ、マカロニーノくん・・・。なにをするニダ・・・・。」
「何をするだと!? 女性の部屋に忍び込み辱めを加えようとする貴様らのような下劣なバカどもを、
この”女性のアイドル” マカロニーノが許すとでも思っているのか!!」
「お・・・おまえ、さっきまで、ウリたちと一緒に・・・。」
「問答無用! くらえ、正義の鉄拳コーザ・ノストラ!!」
「ハセヨーーーーーッ!!!」
マカロニーノ君の怒りの鉄拳が炸裂して、二人は部屋の反対側へと吹き飛ばされていきました。
「ううっ、マカロニーノめ。土壇場で裏切るとは・・・・。」
「兄上、今はそのようなことを悔やんでいる場合ではございません。早くっ!」
マカロニーノ君に憤る兄の手をとり、カンコ君はドアに向かって駆け出しましたが
ぷすぷすぷすっ!
逃げる二人のお尻にベトナちゃん謹製のブービートラップ(お子様向け)の針が突き刺さり、
さらに「えいっ!えいっ!」とニホンちゃんも破魔矢で追撃します。
ジャーン ジャーン ジャーン!
追撃のどらの音が鳴り響き、「かかれい。かかれい」とタイワンちゃんが総攻撃の激を飛ばします。
二人は枕の雨という阿鼻叫喚の地獄を潜り抜け、やっとの思いでドアにたどりつき廊下へと
逃げ出しましたのですが・・・・・
「・・・どこに行くつもりだ。カンコ、キッチョム。」 と、廊下の右側から、二人を呼び止める声が。
二人が恐る恐る振り返ると、そこには重さ5キロのモップを肩にかけた少女が立っていました。
「げぇぇっ!貴様は!!!」
さてさて、この金髪碧眼の美少女の正体は? 以下次号
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