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第2187話 Siraga 投稿日: 05/03/13 13:32:42 ID:0e5d8/PB
ヒダリちゃんVSウヨ君 1

ニホン「こまったなぁ・・・」
ニホンちゃんはヒダリちゃんのことで頭を悩ませていました。
ヒダリちゃんは素直で人を疑うことを知らない無垢な良い子ちゃんなのですが、
そのせいでサヨックおじさんやアサヒちゃんの洗脳教育を鵜呑みにしてしまうのです。
ウヨ「姉さん?どうしたの?」
リビングにやってきたウヨ君が心配そうに訊ねます。
ニホン「あっ、ウヨ君・・・実は――」
 ニホンちゃんはヒダリちゃんのことをかくかくしかじか、ウヨ君に話しました。
ウヨ「そう、・・・わかった。僕が説得してみるよ」
ニホン「えっ?でも」
ウヨ「大丈夫、まかしてよ」
 少々過激なところのあるウヨ君に任せてしまっていいのだろうか?
 ニホンちゃんは悩みましたが、ウヨ君に説得してもらうことにしました。
早速ヒダリちゃんを呼んできます。
ヒダリちゃんVSウヨ君 2

ヒダリ「どうしたの?」
ニホン「あのねヒダリちゃん、ウヨ君がお話したいことがあるって」
ヒダリ「うう?」
 臆病なヒダリちゃんは竹刀を持ち歩くウヨ君があまり好きではありません。
ニホンちゃんに身を寄せます。
ウヨ「ヒダリちゃん、どうして君はそうなんだ?
確かにご先祖様に落ち度はあったかもしれないけど、
いつまでも謝罪や賠償じゃあ対等な関係を築くことなんてできないんだよ?」
 ウヨ君、相手がヒダリちゃんだからかいつになくソフトな言い方です。
ヒダリ「でも、パパやお姉ちゃんが・・・」
ウヨ「サヨックやアサヒは関係ない。大事なのは自分で考えて判断することだ。
あんなバカ共の言うこと聞くことはないんだ」
ヒダリ「うう・・・、わかんないよ。パパもお姉ちゃんもバカじゃないもん。
何でそんなこと言うの?ウヨ君なんか嫌い」
 ヒダリちゃんは今にも泣きだしてしまいそうです。
ウヨ「そうやって何でも泣いて謝ればすむと思ってるところが間違ってるんだ」
ヒダリ「ふええぇ・・・」
ニホン「まあまあ、ウヨ君。今日はこのくらいにしよう」
 見かねたニホンちゃんが割って入ります。
ニホンちゃんはヒダリちゃんを慰め、部屋へ帰しました。
ヒダリちゃんVSウヨ君 3

ウヨ「ごめん姉さん。泣かすつもりじゃあ・・・」
ニホン「うん、わかってるよ。ヒダリちゃんも、
ウヨ君がヒダリちゃんのために言っていたのはわかってくれたみたいだよ」
ウヨ「・・・そう。ならいいんだけど」
 ウヨ君は胸をなでおろします。
ニホン「ふふ。でもやっぱりヒダリちゃんはかわいいな。
ウヨ君も小さい頃はあんな感じだったんだよ。
てくてくわたしの後をついてきて、かわいかっなぁ」
ウヨ「なっ・・・、ねっ姉さん」
 真っ赤になるウヨ君。
ニホン「ふふ。・・・明日は、ヒダリちゃんを小学校に連れて行ってあげてね」
ウヨ「・・・わかったよ、姉さん」

終わり
ヒダリちゃんのモデルは、教育と報道で知らないうちに左翼的な思考が身についてしまっ
た現代人です。

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