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第2188話
Siraga
投稿日: 05/03/14 10:37:17 ID:obmhLZZB
たまにはこんなマカロニーノ君 1
放課後の屋上。ニホンちゃんがフェンスを背にたたずんでいます。
ニホン「ハァ・・・。またカンコ君達にイジメられちゃった。
どうしてわたしこんなに嫌われてるのかな」
今日のニホンちゃん少し落ち込み気味です。
そんなニホンちゃんにどこからともなく声がかけられます。
マカロニーノ「オー!ミーオ、チリィージオ!(訳:ああ、僕の桜の木)
君に涙は似合わないよ」
ニホン「マ、マカロニーノ君、どうしてここに?」
マカロニーノ「元気なさそうにしていた君が気になってね。
どうしたんだい?何か悩みがあるなら僕に話してごらん」
普段軽率なマカロニーノ君ですが、今日の彼はいつになく真摯です。
ニホンちゃんは思い切って話を聞いてもらうことにしました。
たまにはこんなマカロニーノ君 2
マカロニーノ「・・・・・・なるほどね」
ニホン「わたし、どうすればいいのかなぁ」
マカロニーノ「大丈夫。皆ニホンちゃんのことを大好きだよ。
こんなに美しくも愛らしいニホンちゃんを嫌うことができるなんて、考えられないね。
カンコ君達だって本気で君の事を嫌ってるわけじゃないさ」
ニホン「本当?」
マカロニーノ「本当さ。現に僕はこんなに君を愛してる」
マカロニーノ君に囁かれて、ニホンちゃんは赤くなってしまいました。
ニホン「で、でもマカロニーノ君は女の子なら誰にでもそう言うでしょう?」
マカロニーノ「もちろん、僕の愛は無限だからね。
だけど君さえその気なら、君にだけ愛を捧ぐことだってできるんだよ」
ニホンちゃん、耳まで真っ赤です。
ニホン「わ・・・わたしもマカロニーノ君好きだけど・・・
ええと、そういう意味じゃ・・・」
マカロニーノ「ふふふ、それは残念だな。・・・それじゃあ僕はこれで。チャオ」
マカロニーノ君はバラの花をニホンちゃんに手渡すと、屋上を去っていきました。
たまにはこんなマカロニーノ君 3
ニホンちゃんはしばらくボーっとしてしまいました。
ニホン「マカロニーノ君、ありがとう」
マカロニーノ君がくれたバラにつぶやきます。その様子を物影から見つめる人達がいました。
アメリー「あんのイタ公」
アーリア「・・・殺す」
タイワン「ニホンちゃんを慰めるのは私の役目なのに・・・」
カンコ「ニダニダニダニダ・・・」
やっぱりニホンちゃんは皆に愛されているようです。
終わり
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