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第2218話
121 ◆UwtHzLzfo2
投稿日: 2005/04/20(水) 04:26:19 ID:JM9OS15V
結局、三つに区切りました・・・超長い・・・スマソ。
でももったいないからうpします。
>>124
スマソ
「動物は自然だから無罪アル」
「豚がどんどん太って嬉しいアル。どんどん食べるアルよ。」
近頃、豚を太らすことに執心気味のチューゴ君。
実は、つい最近までチューゴ君は豚を育てるのはあまり得意ではありませんでした。
特に去年は、豚が所かまわず大暴れしていたので、家中めちゃくちゃになり、
とくに暴れるものに対しては、太らせる前に売ってしまうものも少なくありませんでした。
ですが、今年から「反日印の配合飼料」に切り替えた結果、
暴れることはなくなりませんでしたが、その規模は小さく、
何よりニホンちゃんにゆかりのあるものにしか被害を与えなくなったので、
チューゴ君は初めて豚で黒字を出すことが出来たのです。
「チューゴ君、わたしがあなたに貸してあげたおもちゃとか本とか、
豚さん達が壊したり汚したりしているみたいなの。
できれば、ちゃんとした形で返してほしいんだけど・・・」
ひかえめなニホンちゃんは、こんなことをされても控えめに訴えます。
近頃、豚たちもどんどん太り凶暴になってきて、
前はいたずらとか、粗相というレベルでしたが、最近では、
おもちゃはぼろぼろになっているし、本は汚物まみれとひどい有様です。
「うるさいアル。これは豚たちがやったことアル。
オマエは動物がすることさえ、いちいちケチつけるアルか?」
「ううん、そういうわけじゃないの。でもね、その豚さんはチューゴ君のだよね?
だったら、チューゴ君にも責任はあると思うの・・・」
「大体、ニッテイがケンカをふっかけてきた時はこんなもんじゃなかったアル。
まずは、謝罪と賠償をしてから文句言うヨロシ」
そういわれると、何も言い返せないニホンちゃん。
「・・・ごめんなさい。おもちゃも本もやっぱり返してくれなくていいよ。
だから、今度からはこういうことがないようにしてね。お願い。」
笑顔で答えましたが、悔しさで泣きそうでしたが、我慢しました。
「わかったアル。まぁ動物のすることだから保障はできないアル。
用が済んだならとっとと帰るアル」
ニホンちゃんはそこから逃げ出すように帰りました。
つづく
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