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第2276話 黄 色 い リ ボ ン  ◆JBaU1YC3sE 投稿日: 2005/06/21(火) 02:55:25 ID:Ot1Bjz1m
  「 ウリの兄貴に手を出すな 」
 カンコ君は、自室でキッチョム君との内緒の電話を終えて、ため息をつきました。
「はああ、困った家族を持ったものニダ。ウリの小遣いだって限りがあるニダ。
 これでアーリアみたいなことになったらと思うと・・・」
 そういって椅子に腰を下ろしました。
「だけどゲルマッハみたいにはならないニダ。そしてニホンより金持ちになるニダ!
 その時まで兄さんのことはウリがしっかりと面倒見るニダ!
 誰にも口出しはさせないニダ!」
 そう言って引き出しを開けると、そこにはキッチョムと書かれた犬の首輪がありました。

 おしまい


 あとがき
短い話に挑戦しました。(書き人知らずさんのパクリニダ。クックックッ…)
ワンカットで風刺になるもの、前置きのいらない落ち、を意識してこんな感じです。
ただ、長い話は別物と考えています。長くても良いものを目指すべきで、
無理に5行削って、5行分良くなるものでもありませんからね。

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