連続ドラマ小説「ニホンちゃん」第2548話「世界○○シリーズ～７月行事編」　作：処女作？

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第2548話処女作？投稿日： 2006/07/09(日) 11:47:58 ID:WUoRtohj: 『世界○○シリーズ～７月行事編』

（１／２）

　今日はニホンちゃんの発案で、日ノ本家にあつまってパーティをすることになりました。
「えとね、この短冊に願い事を書くと。願い事がかなうんだって」
　ニホンちゃんが七夕の飾りをみんなに回し始めます。
「これが日ノ本家の『フーリュー』ってやつか、いいね」
　アメリー君はそう言って『独立記念日』と書き込みました。少しというか、かなり歪曲した勘違いです。
「もともとは朕の家の伝説が発祥アルが……たまにはこういうのも悪くないアルね」
　チューゴ君の家では七夕はともかく、短冊に願い事という風習はなかったため、ちょっと考えながら書いてます。
　でも、考えた末の願い事が『恋人募集』っていうのはどうなんでしょう？　タイワンちゃんが、白い目で見てますよ。
　そんなタイワンちゃんは短冊を書かずに、お金、特にお札を飾り付けています。
「タ、タイワンちゃん、何してるの？」
「コレ、最後に燃やすんでしょう？　なら、ウチの中元節も一緒にしよーかなぁ、なんて……駄目？」
　タイワン家の中元節は、日ノ本家でいうお盆。毎年火傷する人が出てくるぐらいに燃える行事なのです。
「駄目っていうか、燃やさないし。川に流すんだよ、コレ」
　残念といって、しぶしぶお金をはずすタイワンちゃん。っていうか、お金を燃やしちゃ駄目です。もったいない。
「ホルホルホル。こんな行事があるとは、ニホンもまだまだお子様ニダね」
　そう言いながらも『謝罪・賠償・独島』と書いているのは、お約束ですね。

（２／２）

「カンコ君のお家だと、どんな行事があるの？」
「よく聞いたニダ！　ウリナリ７月には制憲節があるニダ！」
　制憲節とは、日ノ本家でいう憲法記念日のようなものです。
「またの名は3・1節。平和的デモ3・1運動をもって、自主独立精神を記念した日でもあるニダ！」
　それまで静かに聞いていたニホンちゃんですが「ちょっとまって」と遮りました。
「いま、平和的とか聞こえたけど……」
「平和を愛するウリ民族ニダからね、デモも平和的にしたニダよ。野蛮な日ノ本家とは違うニダよ」
「……ニッテイお爺ちゃんは『村役場や警察署。それに学校までを打ち壊し、焼き討ちされて困ったものだったよ』とか言ってたよ」
　その台詞に、カンコ君は火病を起こしそうになりましたが、
「あ、やっぱカンコの嘘か」
「カンコに自主独立の精神などあるわけがないアル」
「バカンコだしねぇ」
　という、誰にも信じてもらえない状況になり。
「アイゴー！」と泣きながら何処かに走り去ってしまいました。
　それを見たニホンちゃんはため息をついた後、短冊の笹に飾り付けました。

『みんなと仲良くなれますように』
解説処女作？投稿日： 2006/07/09(日) 11:51:13 ID:WUoRtohj: 追記？
そーいや、今年の七夕ＳＳなかったなぁ
そう思って作ったＳＳです
この年になると、こういった行事に疎くなってしまいますな

んで、世界の７月の行事を調べたのですが
ちょっと多かったり、メインキャラに偏りがでてきたので、日本と関係の強い国だけで構成しました
台湾の中元節とか、もちっと書きたかったのですが、泣く泣くカット
最初に書き込もうと思ったＳＳは４レスぐらいあったりします、とほほ

あと、カンコ君の台詞はＭＩＮＤＡＮから取りました
以下は、その原文です

1910年, 日本帝国主義は韓国の主権を奪い、韓国の経済を掌握し、韓国民を奴隷化してしまった。
そして国語（ハングル）も書くことができないようにするどころか、みんなが集まって討論することもできないように、政治的自由をも奪ったのである。
また教育を徹底的に統制した後、韓国民を日本人化し、日本の使い走りで利用しようした。
このような状況で、主権を取り戻そうと抗日運動をする者は、即逮捕・拘禁し拷問を加えた。
しかし、日帝の残酷なあらゆる弾圧にも負けず、韓国民の反日感情と日帝に対する抵抗は、3.1独立運動で現われた。
1919年3月1日正午を期して、韓国民は日本帝国主義の圧迫に抗すると同時に、全世界に韓国の自主独立を宣言、総決起して平和的デモを展開した。
パゴダ公園で、独立宣言書の朗読から始まった力強い万歳運動は、瞬く間に全国的に広がり、韓国218郡のうち211郡で万歳運動が起きた。
3・1運動の独立精神を受け継いで民族の団結を深めると共に、国民の愛国心を涵養。
また韓国民の崇高なる自主独立精神を永遠に記念するため、政府は1949年「祝日に関する法律」を制定・公布して、この日を「3・1節」祝日として定めた。

ダウトがどれだけあるか探すのも面白いかもしれませんな

永遠の２０歳とか言い続けてみたい処女作？でした