連続ドラマ小説「ニホンちゃん」第2560話「御（み）心を心として～その裏側で～」　作：処女作？

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第2560話処女作？投稿日： 2006/07/22(土) 16:09:23 ID:bUjTvOJv: 『御（み）心を心として～その裏側で～』

　ニホンちゃんと、ニホンパパがリビングで話しているとき。ウヨ君は裏庭で、ある少女と対立……いえ、対決していました。
「……で、あの日記のメモは本物なのか？」
　聞かれているのは、グリグリめがねに三つ編みの少女。アサヒちゃんです。
「と、当然じゃない！　私は常に公正明大を心がけているのよ！」
　うん。言いたい事は判りますが、説得力に欠けてます。
「電波としか言えないような記事を書いているのに？」
　おじいさん……しかも故人の日記を『世紀の大発見！』として公表されたことで、かなり怒っているようです。
　口より手が先に出るタイプの人が、じわりじわりと喋るのは不気味なプレッシャーを与えます
「いっつも、お前の言うことは嘘ばっかりだ」
「わ、私がいつ嘘を付いたって言うのよ！」
　気圧されてはいたものの『嘘つき発言』に、アサヒちゃんが反論します。
　……ですが。
「キッチョムのとこを『地上の楽園！』とかいってたよな」
　独裁政治なうえ、餓死者続出してますけどね。
「『文革マンセー、毛主席マンセー！』とかもいってたよなぁ？」
　数千万人粛清、チャップリン的には英雄ですかね。
「ポルポトおじさんは、はアジア的優しさを持ってるとかもいってたよな」
　そのやさしさで300万人が粛清されました。
　淡々と言うウヨ君に、アサヒちゃんはたじたじです。
　そして最後に。
「で、Ｋ・Ｙって誰なんだ？」
　ある意味、最終通告に等しい一言に、アサヒちゃんの顔は真っ青になってしまいました。
「……真偽のほどは、まだ僕にはわからないけれど。もし『そう』だったら……わかるよな？」
　そう言って立ち去るウヨ君。
　アサヒちゃんは、それを黙って見ているしか出来ませんでした。
解説処女作？投稿日： 2006/07/22(土) 16:12:51 ID:bUjTvOJv: 追記？
前回のＳＳは、例のメモが本物として書いていますが
偽者って可能性もあるので、偽者だとしてのＳＳをつくってみました
どっちなのか、私にはわかりませんが
個人的には偽者、捏造であってほしいです
……いろんな意味でｗ

ニッケイのキャラがいないので、アサヒちゃんに登場してもらってます

あと、アサヒの態度が面白すぎｗ
いつもは「天皇は黙れ」なのに
「世紀の大発見！　陛下の重い御言葉」とか言い始めたかと思うと「政治に利用するな」とトーンダウン
このまま、無かったことにしたいのか？　見たいな感じがイイな
逃げ道をつくる、それがアサヒクオリティー、みたいなｗ

【朝日新聞、社説に二面性…皇室の発言に対し】
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_07/t2006072126.html

この問題がどう動いていくのか、興味津々な処女作？でした