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第2765話
U-33 ◆JOCEixq6zU
投稿日: 2007/06/16(土) 21:35:17 ID:lR5NUp8s
『トーキさんの訪問』
タイワンちゃんのおじいさんのトーキさんは、若い頃日ノ本家の書生をしていました。
そのトーキおじいさんが、久しぶりに日ノ本家を訪ねて来ることになり、今日はその当日です。
「やあ、久しぶり。さくらちゃんはずいぶん大きくなったね」
やって来たトーキさんにニホンちゃんは、スリッパを揃えて
「いらっしゃいませ。どうぞお上がりください」
と大きな声で挨拶し、客間に案内します。
家に上がったおじいさんは、家の人に挨拶を済ませると、
「では、先ずお参りを」
と仏壇の前に行き、長い間手を合わせていました。
ニホンちゃんが
「ずいぶん長くお参りしてたのね」
と言うとおじいさんは答えました。
「ああ、日ノ本家では亡くなった私の兄をずっと祀ってくれていてね、ずっとお参りをなくちゃと思って
いたんだよ」
お参りを済ませたトーキさんは、しばらくパパやママと歓談したあと「お邪魔しました。そろそろ失礼を」
と帰り支度を始めました。
みんなは、トーキさんを見送って玄関の前に出ます。すると、そこにどこからかペットボトルが転がって
きました。
「誰かしら。中身の入っているペットボトルを捨てるなんてもったいないし、いらないものはちゃんと決め
られたところに捨てないと」
ニホンちゃんは、ぶつぶつ言ってペットボトルを片付け始めましたが、ふと思いました。
「あれ、前にトーキさんが来たときって、こんなに静かだったかしら」
それは大分前のことでしたが、そのときはチューゴ家のタクミンパパは文句を言ってくるし、サヨック
おじさんやアサヒちゃんまで尻馬に乗って、騒いでいたのです。
「あのときは大騒ぎだったわね。もしかして、うちって前と少し変ったのかな」
遠くなっていくトーキさんの姿を見ながら、そんなことを思うニホンちゃんでした。
解説
U-33 ◆JOCEixq6zU
投稿日: 2007/06/16(土) 21:37:01 ID:lR5NUp8s
(ソース)
【地球随感】李登輝氏と「仲間」たち
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/55663/
李登輝氏の訪日は、2001年4月、04年暮れから正月、そして今回と3回目になる。だが、この間
の日本政府の対応の変化には目を見張るものがある。
1回目のときは、心臓病の治療目的と厳しく限定し、行動範囲まで外務省が口をはさんだ。講演も
記者会見もダメ。言論、行動の自由はなかった。
2回目は観光目的ならと条件を緩めたが、政治家との面会、記者会見、講演の3つはノー。東京
立ち寄りも不可だった。
そして、今回の3回目。「政治活動はしない」という了解はあるもようだが、行動や言論の自由は大幅
に認められた。講演も記者会見も、東京への立ち寄りも、当然のこととはいえ、みな認められた。
「台湾独立に抗議」 李氏にボトルの自称中国人
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/56282/
「最高の来日だった」台湾の李登輝前総統が会見
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/56198/
李登輝前総統、靖国参拝の談話
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/56057/
今回、李登輝前総統訪日に対して中共が驚くほど静かでした。これは、ビザ発給の阻止という攻め手が
なくなったこともあるのでしょうが、それより官邸が毅然としてぶれなかったことのほうが大きいので
しょう。
昨年の小泉総理の靖国参拝もですが、こちらがおたおたしないで毅然としていると、特亜も日本に対し
干渉しにくくなるようです。
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