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第10話
あさぎり ◆WOaKOSQONw
投稿日: 05/01/30 23:39:38 ID:kx/XalDw
『モーレツニホンちゃん隔離講座 その3 まとめちゃうと、じっさいどうよ?』
フラ「あなた、最近人の家覗き見してませんこと?」
ゲル「観察だ。人間の行動を具に観察することでその行動様式、生活態…」
フラ「はいはい。退屈な長広舌はあなたの人間性を私に晒す事になりますわよ。とはいえ見られて楽しい
殿方は私の美しさを知る方に限定したいもの…申し訳ございませんけど壁作らせて頂きますわ…」
ゲル「無粋な」
フラ「無粋はあなたのその人の家を伺うような行動の数々ではありませんこと?」
そう言い置いてフランソワーズちゃんは、ゲルマッハ君との家の境に壁作りを始めてしまいました。
出来上がった立派な壁は、最新の警備システムを整えた立派なものでしたが、新しすぎて手間ひま
かかるのが玉に瑕…
3日後、研究心を抑えきれないゲルマッハ君は手薄なベルギー君ちからフランソワーズちゃんの家に
乗り込んだとさ。
ゲルマッハ「ゥゥウエルカムツゥゥゥ、マァァイラボラトリィィーー!今日はポンチ君が格子のついた病院で治療中
なので、かわりにピンチ君に来てもらった。」
ポーラ「は?なにそのピンチ君って?え?私? な ん で ?」
ゲル「相方がいないと読者がついてこれないという苦情が殺到してね、急遽ピンチ君に生贄になってもらう
事にしたのだ。心配ない、すぐに気持ち良くなるから。」
ポラ「陰険で頭悪そうなこと真顔で言わないでよ。それにピンチ君って何?ばっかじゃない?」
ゲル「さて、話が進まないので説明しよう。上の話は第二次世界大戦の独仏戦のニホンちゃんバージョンだ。
題材は栄光のドイツ軍電撃作戦だな。」
ポラ「さりげに自慢?しかも私の大っ嫌いなナッチ叔父のお話じゃない!」
ゲル「ソースが嫌がらせかとの問いだが、当然嫌がらせだ。序に言うなら挑発したならまともに抗戦して
欲しかったな。全く不甲斐ない…。まあ、あの程度なら比喩と風刺のまとめなんて無理か…」
むかっ
ポラ「言ってくれるわね!そんなら解説やっちゃるわい!いい?風刺の方はマジノ線構築とドイツのフランス侵攻を、
『変態外道小学生がメモ帳片手にニヤニヤ眺めてて、フランソワーズ様が嫌がって敷地の境に壁立てた。腹を
立てたクソ小学生男子はベルギーの家を基地に直接ニヤニヤしに行った!』」
ゲル「比喩は?」
ポラ「やりとり=外交、壁=マジノ線、変態吶喊=ドイツフランス侵攻、ドイツとフランスの国民性のちょいとステロ
タイプな表現!どうじゃいゴルァ、説明してやったどぉ!はあっはあっはあっ…」
ゲル「どうでもいいがピンチ君、キャラが変わってないかな?」
ポラ「誰のせいだと小一時間…、ま、あんたのマッドサイエンティストぶりには逆立ちしても勝てないわ。」
ゲル「フムン、まあとにかく合格点をあげやう。ところでピンチ君、喉が渇いたろう、ここにズブロッカがあるので
飲むといい。」
ポラ「あら、たまには気が利くわね。」(ごくごくごく…ん?ズブロッカ?…)きゅー…ぱたっ
ゲル「だから言ったろう、不甲斐ないと(ニダリ」
猛烈に続く
お母様へ
ズブロッカはお酒です。お子様の手の届かないところに保管して下さい。
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