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第25話
ゼロ
投稿日: 2003/01/13(月) 23:07 ID:11GYTKj.
魔法少女プリティラスカちゃん もう1人の助っ人
ソーレンの幹部 「ああ、暇ニダ・・・」
ソーレンの幹部2 「本当に暇ニダ・・・」
ソーレンの幹部 「何かやることは・・・あっ、お前等は・・・」
謎の集団の1人 「久しぶりニダ。ソーレンの諸君。」
ソーレンの幹部2 「お前等は、宗教集団アカ十字の幹部ニダね。」
アカ十字幹部 「左様・・・今回ここへ来たのは、プリティラスカの件で
ちょっと話があるニダ。」
なにやら、恐ろしいことが起こりそうな予感です。
(続き)
地球町では、ニホンちゃんによるキッチョム君訪問についての話題で持
ちきりでした。キッチョム君は、ニホンちゃんに、自分が誘拐したとされる
犬たちをしばらくの間返すことにしました。
ニホンちゃんの家では、犬達が帰ってきたことで、みんな大喜びでした
。
ラスカちゃんは、パーティーの人数が足りないからと、ニホンちゃんに、
招待されました。この問題に関しては、アメリーお兄ちゃんも了承済(?)
なので、快く行く事にしました。
ニホン 「ラスカちゃん、手伝ってくれてありがとね。」
ラスカ 「ううん。ニホンお姉ちゃんの犬さん達が戻ってきてくれたんだも
の。たくさん食べさせないと。」
ニホン家の食卓に、笑い声が響きます。しかし、この笑い声が、大変な
ことになろうとは、知る由もなかったのです。
(続き)
ソーレンの幹部 「それは本当ニカ?」
ソーレンの幹部2 「これはあんまりニダ!」
アカ十字幹部 「我々の総統は、ソーレンの首領も兼ねているニダ。
今回の決定は、我々でも覆せないニダ。」
ソーレンの幹部 「だからと言って、首領様が、アカ十字にプリティラス
カを倒すことを譲れとは我々ソーレンとしても納得いかないニダ!」
ソーレンの幹部2 「と、言うことは、プリティラスカの敵(かたき)役は、
我々ではなく、アカ十字になるという事ニカ!?」
ソーレンの幹部 「アカ十字は反省しる謝罪しる!」
ソーレンの幹部2 「我々に対して謝罪と賠償を(以下略)」
アカ十字幹部 「もう一度いうニダが、今回の総統の決定は絶対ニダ。
絶対に覆せないニダ。おとなしく手を引くことがいいニダよ。」
(続き)
その頃・・・
キャンベラ 「兄ちゃん、ギコを拾ったダス。」
オージー 「キャンベラ、変なもの拾っちゃだめダスよ。」
ギコ 「は、腹減った・・・何か食わせろ、ゴルァ」
キャンベラ 「兄ちゃん、ギコが可哀想ダス。何か食べさせてあげるダス。」
オージー 「しょうがないダス。責任持って面倒見るダスよ。」
キャンベラ 「ありがとう。兄ちゃん。さ、ギコ、オラがおいしいもの食べさせてあげるダス。」
ギコ 「早く食わせろ。ゴルァ」
キャンベラちゃんの懇親的な世話で、ギコは元気になりました。
(続き)
ピンポーン!
ニホンちゃんの家のチャイムがなりました。何かなとおもってニホンちゃんが出てみると・・・
ニホン 「キャー!!」
怪人 「ウリは、宗教集団アカ十字の怪人、チゲ鍋怪人ニダ。」
ニホン 「な、何の用ですか?!警察呼びますよ。」
チゲ鍋怪人 「その犬たちを渡すニダ。こいつらは、いずれ、首領様のチゲ鍋の具になる予定
だったのだから・・・」
ウヨ 「姉さんに手を出すな!」
チゲ鍋怪人 「ウリに刀なんて通じないニダ・・・これでも喰らうハセヨ!」
ウヨ・ニホン 「うわー!!」
ニホンちゃんとウヨ君は、チゲ鍋怪人がどこからか取り出した大きな鍋に放り出されてしまい、
お鍋の具にされてしまいました。
(続き)
アカ十字の幹部は、延々と演説を続けていました。ソーレンの幹部たちは、下を向いて、うなだ
れていました。
アカ十字幹部 「ニダニダニダ・・・これでウリ達の世界制服が完成するニダ。下々の者たちは、
ウリたちに謝罪と賠償を(以下略)」
ソーレン幹部1 「(携帯メールで)おい、生首女はどうなっているニカ?」
ソーレン幹部2 「(携帯メールで)実験室で治療中ニダ。もうすぐ直るニダ。」
ソーレン幹部1 「(携帯メール)今すぐ生首女の分身たちを集めるニダ。」
ソーレン幹部2 「(携帯メール)マンセー。お任せあれニダ。」
ソーレンの幹部は、すぐに、生首女の分身たちを集めました。
(続き)
プリティラスカ 「プリティラスカ見参!あなたのハートに逝ってよし!!」
チゲ鍋怪人 「ニダニダニダ・・・プリティラスカ、待っていたニダ。わがチゲ鍋攻撃を喰らうニダ!」
プリティラスカ 「そうはいかないわ!氷のバリア!」
ジュゥゥゥゥゥゥ・・・・
プリティラスカ 「うそ・・・氷のバリアも効かないなんて・・・」
チゲ鍋怪人 「ウリのチゲ鍋は天下一品ニダ。お前も具になるハセヨ!」
ミスティチョゴリ 「ミスティチョゴリ推参!!ウリナラ技術で謝罪しる!!チゲ鍋怪人!ソーレンの
命によりお前を倒すニダ!」
プリティラスカ 「ミスティチョゴリ!助けに来てくれたの?」
ミスティチョゴリ 「勘違いしないでニダ。プリティラスカの敵役はソーレンで十分ニダ。しかし、今回
だけは、同盟を組ませて欲しいニダ!」
チゲ鍋怪人 「二人来ても同じこと・・・チゲ鍋攻撃!」
プリティラスカ・ミスティチョゴリ 「いやーん!!」
(続き)
ギコ 「ああ、うまかった。ごっそうさん。」
キャンベラ 「元気になってよかったダス。後で、家まで送ってあげるダスよ。」
ギコ 「おっと、その前にお礼だけさせてくれや。ゴルァ。」
キャンベラ 「何ダスか?」
ギコ 「助けてくれたお礼に、漏れがお前の願いを1つだけかなえてやるぞ。ゴルァ。」
キャンベラ 「願い?」
願いと聞いて、キャンベラちゃんは、あることを思い出しました。それは、生首女に襲われた時に
プリティラスカを助けてあげたことでした。
キャンベラ 「ギコ、1つだけいいダスか?」
ギコ 「何だ?」
キャンベラ 「オラの・・・オラの願いは・・・」
ギコ 「ふんふん。」
キャンベラ 「オラの、願いは・・・」
(続き)
チゲ鍋怪人 「ニダニダニダ。2人ともチゲ鍋の具になったニダ。後は、煮えるまで待つニダ。」
4人 「うーんうーん・・・」
謎の声 「待つダス!」
チゲ鍋怪人 「誰ニダ!答えるハセヨ!」
ナチュラルキャンベラ 「オラは、ナチュラルキャンベラダス。エアーズロックに代わってあぼーんダ
ス!みんなを開放するダス!」
ナチュラルキャンベラの肩パットが勢いよく飛び出し、両手に装着されます。戦闘態勢に入りまし
た。
ナチュラルキャンベラ 「行くダス!ぐるぐるパーンチ!」
ぐるぐるパンチによって、大鍋は粉砕され、4人は、脱出しました。
プリティラスカ 「形勢逆転ね。ありがとうナチュラルキャンベラ。」
ミスティチョゴリ 「礼をいうニダ。敵としては変わりないニダが・・・」
チゲ鍋怪人 「こうなりゃ光り物ニダ!ウリナラハン万年の包丁ニダ。」
ナチュラルキャンベラ 「ワラビークロー!」
すると、手袋から、飛び出す鉄の爪が出てきました。(ウル○ァリンの鉄の爪だと思ってください)
ナチュラルキャンベラは、それで、包丁を吹き飛ばしました。
(続き)
チゲ鍋怪人 「ア、アイゴー!!何て事ニダ!」
プリティラスカ 「さて、こんなか弱い女の子をゆでだこにしようとするなんて・・・」
ミスティチョゴリ 「笑止千万ニダ!反省しる!」
ナチュラルキャンベラ 「3人でとどめをさすダス・・・」
チゲ鍋怪人 「ゆ、許してくださいニダ。」
プリティラスカ 「特大ノーザンブレード!」
ミスティチョゴリ 「チマチョゴリアタック特盛!!」
ナチュラルキャンベラ 「二丁拳銃ギガンティックマグナム!!」
3人同時の攻撃により、チゲ鍋怪人は、宇宙のかなたへ飛んでいきました・・・
宗教集団アカ十字の幹部は、首領様から、計画の撤回を申し付けられ、逃げ出そうとしたあげく
待ち構えていた生首女の分身たちに、取り囲まれ、牢屋に入れられてしまいました。
プリティラスカとナチュラルキャンベラは、お互いの功をねぎらい、ミスティチョゴリは、これでやっと敵役ができるニダと、自分の役割を自分で確認しました。
その頃、草むらに隠れて、見ていた少年がいました。オージー君です。
オージー 「よくやったダス。ほんとによくやったダス。」
やっぱり妹が心配なんですね。
(おしまい)
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