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第32話 げりらぁ 投稿日: 2003/02/04(火) 20:00 ID:q8R3zGp2
「・・・だれもいないアルな?」
「大丈夫ニダ、チューゴ君。ばっちりニダ」
校舎裏にうごめく影・・・とはいっても例の2人なのはバレバレですが、おっかなびっくりあたりを伺っています。
「馬鹿アルかキッチョム、人の名前を出すな」
「チューゴ君だっていってるニダよ」
「アイヤ〜しまたアル」
当たりに誰もいないのを確認すると、おもむろに花壇に近づいて・・・
「いまのうちアル」
ズボン降ろしてしゃがみこみ。


         ぶりりり! ぶりぶりぶりっ! ぶぶり!










         Ω_Ω  お見苦しい点がございました
        ( ゜ー゜)     しばらくそのままでお待ち下さい
        (つ魚と|
         (_)(_)         (;T▽T)ニホソ放送協会










「アイヤー! すっきりしたアル」
「さすがチューゴ君ニダ。校庭で急に腹が痛くなったらニホンの花壇で始末しるなんてウリ目から鱗ニダ」
顔を真っ赤にしるふたり。野外ぷれいでいつもより多めに興奮しております。
「アイゴー! 大変ニダ!!」
「何事アル!?」
「ウリ貧乏だからちり紙もってないニダ・・・どうしようチューゴ君」
いまにも泣きそうなキッチョム君。このままパンツを履いて素敵な一日を過ごすかとおもうとさしものキッチョム君もやるせなさ120%。氏んでも氏にきれません。
「馬鹿アルな、そんなもんそこらへんの葉っぱで拭けばいいアル」
「しょんな〜」
しょんもないやりとりをしているうちに、新たな人影があらわれました。
「そこのふたり!」

「何奴アル!?」「ニダ!?」
「学級花壇を荒らす香具師、ウマーに蹴られて氏んじまえ!」
白馬にのって現れた軍服の美少女。キッチョム君を吹っ飛ばして、持っていたサーベルをチューゴ君に突きつけます。
「魔法の軍服少女ケンペーちゃん推参っ」
チューゴ君、あわてふためき尻餅をついた先はアレの上という罠。
「アイヤーしまったアル自分で地雷をフンでしまたヨ。フンだり蹴ったりとはまさにこのことネ」
「うだうだ言ってる悪ガキは ||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ|| タイーホです」
「んなことさせるアルか! 秘技『大長征』!!」

説明しよう!
チューゴ君はピンチになると0.001秒の速さで2階のベランダまで跳躍できるのだ!!

「待てぃ!」
「待つ馬鹿がどこにいるアルか。この恨みは忘れないアルヨ!!!!!」
お礼参りは100倍返し。お約束っぽい捨てぜりふを残して逃げ去るチューゴ君でした。






ケンペーちゃんの正体で誰かって?
それはまた、別の話。

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