戻る
<<戻る
|
進む>>
第38話
誤爆野郎
投稿日: 2003/03/07(金) 12:23 ID:7uSXhbKw
最初、本スレのほうに誤爆した大馬鹿モノです。とりあえずこちらにアップしますが、
直すべきところを指摘してもらった上で本スレに再アップするつもりです。
やあ、よく来たね、お嬢ちゃん。でも、ここは君の来るところじゃないんだ。…
そうか、じゃあ、おじさんがひとつお話をしてあげよう。それを聞いたら帰るんだ、いいね?
何の話かって?それは、
「DEROSを迎えられなかったおじさんたちの話さ…」
僕がレザーネック隊に入ったのは、真珠島事件の1年後のことだった。
もう滅茶苦茶だったよ。なにせ、ヨーロッパでも大騒ぎだったのに、兵隊さんたちをニホン家のほうにも回
さなくちゃいけなくてね。隊の上のほうでは命令がごちゃごちゃさ。
ユーロ町方面に回るはずだった班に、突然オージー家への展開命令が出たりしたものさ。
教官たちは四六時中怒鳴り散らしてるしね。
で、彼は2ヶ月で訓練学校を卒業して、翌年の5月に太平池方面に配属されたんだ。
あはは、難しいかい?つまり、今アメリー家で「かりほるにあの間」って言われてるところに行ったのさ。
で、そこから太平池に漕ぎ出した。
彼はたくさんの戦いに参加したよ。まあしゃる島、まりあな島、レザーネック班が行ったところで、
彼の行かないところは無かったね。彼は、いおー島にも上陸したんだ。
彼がまりあな島に上陸したとき、あの時は凄かったね。島全体が火を噴いているような感じだったよ。
周りの奴は次々に倒れていった。日本の奴らはこっちを完全に捉えていた。
舟艇から飛び降りて、浅瀬を走ってるときに、僕は足を撃たれて倒れた。
倒れている彼を、近くを走っていた二人の兵士が運んでくれた。一人は南部訛りの白人で、もう一人は黒
人だった。
彼が救護所にいるときに、そのうちの白人が撃たれて運ばれてきた。彼はそのままシーツを掛けられた。
解説
誤爆野郎
投稿日: 2003/03/07(金) 12:24 ID:7uSXhbKw
彼がイオージマに上陸したとき、彼は機関銃小隊の親玉だった。彼らは真っ先に島に上陸して、撃ちまくった。
最初は順調だったけど、日本の機関砲陣地にでくわした。
彼はそのとき、手榴弾を投げ込んで、相手を降参させた。
島の奥に進めば進むほど、日本は猛烈に抵抗した。
彼らはしょっちゅう足止めを食った。たくさんの陣地にでくわした。
いくつかは機関銃で降参させ、いくつかは彼が手榴弾で降参させた。
彼は英雄になった。
でも、彼がある機関銃陣地に手榴弾を放り込んで、逃げる途中、彼の背中めがけて手榴弾が投げられた。
そして僕は「死んだんだ」
少女はふと我に帰った。さっきまでいたはずの、老人はどこにも見えなかった。
足元ではただ風に巻き上げられた枯葉が舞うばかり――
合衆国海兵隊 コール軍曹(1920-1945)に捧げる
<解説>
えー、一回目は見事に誤爆したアホタレです。
スレッドの皆様のお奨めもありましたので、純粋な「ニホンちゃん」Ver.を書いてみた「つもり」です。
機関銃を水鉄砲、手榴弾はお手玉にでも変えようかと思ったんですが、あわなそうなのでやめときました。
とりあえず、固有名詞は変換してあるはずです。
なお、最初に扱っていたグレイ軍曹ではなく、コール軍曹に主人公を変更いたしました。
コール軍曹はグレイ軍曹と同じ年に生まれ、同じ年に同じ場所でその生涯を閉じました。
このコール軍曹の業績をたたえ、後にアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦に彼の名前が付けられました。
しかし、このDDG67「コール」を悲劇が襲います。アデン港でテロリストによる自爆攻撃を受け、大破したのです。
ちなみに黒人と白人の話は、硫黄島攻撃に参加した海兵隊員の誰かの手記によるのですが、誰のか判らないので
引用させてもらいました。
この作品の評価
結果
その他の結果
選択して下さい
(*^ー゜)b Good Job!!
(^_^) 並
( -_-) がんばりましょう
コメント: