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第7話
みちのく湊 ◆tWJGbDFyyk
投稿日: 2006/01/22(日) 20:39:47 ID:XO85Wdh6
「初場所結果」
モンゴルくんは焦っています。
大事な大事な横綱の駒「朝蒼龍」が、こともあろうか自分で持っている違う駒「拍鵬」
との取り組みで少し壊れてしまったのです。
「…うー けどこの「拍鵬」も結構強いし…」
大事に大事に駒を抱えて、気合を入れなおしていました。
ニホンちゃんは肩を落としています。
期待していた「千代太海」と「壊皇」の駒が壊れてしまい、取り組みができなくなって
しまったのです。
「はぅ… どうしてこうなんだろ… 管理が悪かったのかなぁ…」
巷はニホン家以外の駒の活躍に沸いています。寂しそうに夕日を見上げていました。
ソフィアちゃんはニコニコしています。
今場所から大関になった自慢の駒「琴欧丸」はまぁまぁの戦いをしています。残念ながら
優勝戦線からは脱落してしまいましたが、2桁の白星は確保できました。
「えっへっへー♪ まだまだこれからだもんね♪」
ぶるがりあよぉぐると☆と書かれた化粧回しをつけた駒を大事そうに撫でていました。
ちゃっかり商売もしているようですね。
ロシアノビッチくんは相変わらずウォトカを煽っています。
持ち駒の「伯露山」はイマイチでしたが、「露砲」はあと一歩で2桁白星という戦績でした。
「なぁに、そのうちニホンもモンゴルも凹ませてうちの家が最強なことを証明してやるよっ ヒック!」
寒気の入ったニホン家の東京の間でも、彼にとってはさほど寒くないのかもしれません。
ウォトカを飲み飲み帰っていきました
「お兄ちゃままってぇ〜」
その背中を小さな女の子が追っていきます。「黒界」と書かれた大事そうに駒を抱えて…
で、結果はどうなかったかって? それは…
「いやったぁぁぁ!! 苦節一年以上! 臥薪嘗胆! ついにモンゴル先輩を止めたっ!」
ウヨくんが飛び上がって喜んでいます。向かい側では自慢の駒「朝蒼龍」の前でモンゴルくん
がうな垂れています。
優勝した駒はウヨくんが操っていた駒「栃東間」、2回も大関から陥落してしまっていた駒でした。
「モンゴル先輩! いい勝負でした! ありがとうございました!」
「いや、おめでとうウヨくん けど次はこっちが勝つよ」
男の子同士がっちり握手。
雪の合間の雲が晴れ、夕日が2人を照らしていましたとさ。
ということで、初場所終わったんで結果で作ってみました
ttp://sports.yahoo.co.jp/sumo/200601/hoshi_maku.html
なにか外国勢が星の潰し合いをしてるところに淡々と確実に勝っていった栃東が逃げ切った感じかなぁ
朝青龍の怪我もちょっと気の毒だけどね
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(*^ー゜)b Good Job!!
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