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第6話
U-33 ◆JOCEixq6zU
投稿日: 2006/05/21(日) 15:26:07 [ uz.OQHYw ]
『ひらがなだけでかくにほんちゃん』
今日は、保護者の個別面談です。
「さくらさん、平均点はいいんですが……」
ニホンママを前にしたフラメンコ先生が、言葉を濁します。
先生は、少しの間をおいて、言葉を継ぎました。
「漢字のお勉強に意欲を持てないようなんです。クラスの中でチューゴ君とタイワンちゃん、それに
さくらさんだけがほかの子たちより覚えることが多いのが不満のようなんです」
「そうですか……。何とかやる気を起こさせなくてはなりませんね。それでなくても学校には、
漢字などというものを使うチョパーリは遅れているとか余計なことを言ってる子がいるようですし」
「まあ、たしかにそういう子もいますね」
先生も苦笑します。
「それはさておき、なにかいいアイデアはないかしら」
ママは、目を伏せてしばらく考えていましたが、ふと目をあげて言いました。
「私に考えがあります。先生、少しばかりご協力いただけないでしょうか」
それから次の特別授業までの数日間、ニホンちゃんのお家では、夜遅くまでパソコンに向ってママが
キーボードを叩いていたのでした。
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/korea/1146382891/197-198
に続く
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