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第1975話
熱血君 ◆O4x3A1GrPw
投稿日: 04/09/09 22:28 ID:F6qaLQQD
「ホワイト=ダイアモンド」
男は皆女の子の短いスカートが好きです。そしてその中にあるものは
もっと好きです。
「そう、これは自明の理、ですわ」
エリザベスちゃんは得意になって言いました。最近の彼女のマイブームは
タートンチェックやタイトのミニスカートです。
さて、これでクラスの男達の視線を釘付けです。もう誰もが彼女から目を
離せません。
「何てはしたない」
フランソワーズちゃんがそう眉を顰めます。けれどその彼女も最近心なし
かスカートの丈が段々短くなってきています。他の女の子達のスカートも
彼女につられて徐々に、徐々に短くなってきているようです。
「これって凄くいい風潮だよなあ」
「ああ、目の保養にいいよ」
男組の意見です。彼等にとっては綺麗な脚が見られるのはこのうえなき絶景、
運がよければもっといいものが見れます。そう。
「きゃっ!」
「おおっ!」
ここでニホンちゃんとタイワンちゃんのスカートがまくれあがります。ニホンちゃん
は白地に苺柄、タイワンちゃんはやっぱり純白です。
「え〜〜〜ん、風があ・・・・・・」
めくれたスカートを必死に押さえるニホンちゃん。
「何見てんのよ」
押さえながらこちらを見た男達を睨みつけるタイワンちゃん。それぞれ態度が違う
ところがまた艶かしいです。
こういう時に限って風は吹くものなのです。不思議なことに。見れば女の子達の
スカートが次々と風にあおられめくれていきます。
「今日は何ちゅう日じゃ・・・・・・」
「我が人生最良の日、我が人生に悔いなし!」
中にはそのまま雷を呼んでしまいかねない程感動している人もいます。こうした具合
で男共にとっては実に素晴らしい状況となっていました。
「それもこれもわたくしの美貌のせいですわね」
それを見てエリザベスちゃんは益々得意になっていきます。スカートは何時しか
股下一センチ程になっています。
「・・・・・・・・・」
しかしそれを快く思わない人がいました。
ある日突如として校則が変わりました。何とミニスカート禁止令です。
「これはどういうことですの!?」
エリザベスちゃんはその校則を学校に提案したヨハネ君に詰め寄りました。
何故か彼の提案はよく通ります。生徒だというのに。理由は言わずもがなです。
「不謹慎です。レディーの服装としてあまりにもはしたないと思います」
ヨハネ君はそれに対し即答で返しました。
「不謹慎ですって!?このわたくしが」
「はい。ご自身の姿をよく御覧下さい」
「え・・・・・・」
見ればエリザベスちゃんのスカートは股下一センチのタイトのミニ。
すこし動けば白いものが見えてしまっています。
「他の方々もです。そのような格好をしてはレディーとしての嗜みに
欠けます。少しは慎みを持って下さい」
「ううう・・・・・・」
これにはさしものエリザベスちゃんも反論できませんでした。見れば彼
の後ろには黒い頭巾を被った異様に大きな人達が立っています。手には何
か変な鉄の器具を一杯持っています。何に使うのでしょう。
「よろしいですね」
「わかりました・・・・・・」
流石にバチカンとヨハネ君には逆らえません。こうして極端な短いミニ
スカートは廃止され暫くの間はズボンを履くことが義務付けられました。
「ちぇっ、ヨハネの奴も罪なことするなあ」
「ああ、折角もうすぐで丸見えだったのに」
この校則に男組は何処か面白くなさそうでした。
解説
熱血君 ◆O4x3A1GrPw
投稿日: 04/09/09 22:31 ID:F6qaLQQD
今回のソース。イギリスでミニスカート禁止の高校が出たとか。
日本と似ているなあ。
ttp://waru.jugem.cc/?eid=334
ttp://www.theaustralian.news.com.au/common/story_page/0,5744,9903731%255E401,00.html
ミニスカートは確かにいいですがロングスカートにもロングスカートの
色気がある、と言っておきましょう。
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