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第66話
かなだらま
投稿日: 2006/03/26(日) 09:25:11 ID:db8eROoR
「シャッカン見直し」
休日の公園。ニホンちゃんを中心に、たくさんの子供たちが集まっていました。
「はい、どうぞ!」
「いつもありがとう、ニホンちゃん」
笑顔でニホンちゃんが手渡しているのは、日之本家謹製のキャンディ。
特に貧しい家の子の間で大人気のアイテムで、日之本家ではニホンちゃんを介して定期的に公園で配っているのです。すると…
「ニホン、朕にもよこすアル」
横柄な態度でチューゴ君がやってきました。
「え〜?なんで〜?」
ニホンちゃんがそう言うのも仕方がありません。チューゴ君はニホンちゃんよりも派手に着飾っていましたから。
「どーして渡さないアルカっ!!」
「だってぇ…。チューゴ君ちにもアメ、たくさんあるんでしょ?私んちのアメ要らないじゃない」
「いやいや、うちにはアメはまだまだ少ないアルヨ」
「それに、私が渡したアメを横流ししてるんでしょ?私知ってるよ?」
ぎくっ
痛いところを突かれたチューゴ君、最後の切り札を出しました。
「ユーコーをとめるアルカっ?!」
よし、今日も決まったアル
チューゴ君は心の中でガッツポーズ。“ユーコー”の言葉を持ち出せば、「もー、しょうがないなぁ」とか言ってすんなり渡してくれるはず…。
ところが、今日のニホンちゃんは違いました。
「ユーコーぉ?今までずっとその言葉を信じて渡してきたけど、私の家の旗を燃やしたりしてるのは誰?」
「え?」
思いがけない展開にチューゴ君は言葉が出ません。
「と、いうことで、アメは無し!」
そう言うと、ニホンちゃんは公園から出ていきました。
一人残されたチューゴ君、ぽつりと一言こぼしました。
「ニホンのアメ、朕は…朕は…好き…アルっっ!!」
チューゴ君、素直じゃないね。
解説
かなだらま
投稿日: 2006/03/26(日) 09:30:36 ID:db8eROoR
【解説】
>>873
をモチーフに書いてみました。まぁ、そのままですわな…
ODAは、中国共産党に送らず、親日な国に援助すべきですね。
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(*^ー゜)b Good Job!!
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