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第2話 名無しさんお腹いっぱい 投稿日: 2004/07/18(日) 13:40 ID:OcgCR1a.
果てしなき戦ひ。

ここはニホンちゃんの部屋。
ニホンちゃんの友達をお呼びして、今日は楽しくお茶会をするのです。
「ふふーん。アプリコットのお茶だよ〜。エルメスのカップにいれて、すっごくおいしいんだよ〜」
小さなちゃぶ台に座る二人の男の子に、おぼんから一つずつカップを置いていきます。
「はい。ウヨ♪あれ?何で、ブスッとした顔してるの?」
「いや・・・なんていうか。病気じゃないんだけど頭が痛くて。」
「病気じゃないのに?・・・変なの」
ニホンちゃんは首を傾げましたがすぐに気を取り直して、
もう一人の男の子の前にカップを置きました。
「はい。カンコ君♪」
「ホホホ、これはアプリコット。ウリの好みにザストミートなお茶ですねニダ」
「それを言うならジャストミートだろ・・・」
ウヨ君は頭を垂れてうなだれます。
ニホンちゃんは逸る気持ちを抑えるように、自分の座る席の前にお茶を置きました。
「じゃあ、これからカンコ君と仲直りしよう会を始めましょう。」
ニホンちゃんは嬉しそうにニコニコと開会の言葉を言いました。
「それ、絶対無理だから」
ウヨは頭を垂れたまま顔を見せずキラリと光る眼光だけで語ります。ちょっと怖いです。
「そんなことは無いニダ。ホホホ、ウリハカイシンシタニダ」
「そうだよウヨ。カンコ君は私に嫌なことをしないって一週間前に約束したんだから。」
「ウリハカイシンシタニダ。その証拠に笛を舐めたり、ブルマを頭に被ったり、授業中に謝罪と賠償の請求書を紙飛行機にして、投げつけたりしてないニダ。」
「っっっっっっその過去の罪、極刑に値する!」
「まあまあ、過去のことは水に流すことにしたんだよ。カンコ君は真っ直ぐ生きようとしてるんだから。それを阻んじゃだめだよ。」
ニホンちゃんは人差し指を立てて、叱りつけるように言いました。
「・・・そうかな。」
ウヨ君、お姉さんには弱いです。渋々ながらも納得してしまいました。
「あ、お菓子持ってくるの忘れちゃった。台所に取りに行くね。ちょっと大きいから、ウヨも来て」
「あ・・・うん。」
素直です。私もこんな弟欲しかった・・・
そして、二人は台所へと去り、ニホンちゃんの部屋にはカンコ君が一人残されました。
・・・
・・・
・・・
がさごそ、がさごさ、がささ、
はぁはぁ、はぁはぁ、はぁはぁ
パンツをかぶるカンコ君がいました。
「ニホンは半島起源のあんこより甘いニダ。しゃてしゃて、一週間我慢したウリのリピドーを放出するニダ。」
「ほほう、どうゆう風にリピドーを放出するんだね?」
「それはもう総督府じゃ言えないニダ。」
「そうか。で、覚悟はできたか?」
「何を覚悟するニ・・・」
前髪を横一閃に光る残像が走り、カンコ君の髪の毛がはらはらと落ちていきました。
頭に尊皇攘夷の鉢巻に、暗殺しやすいように紫に染められた羽織袴を着たウヨ君が、3尺はあるであろう日本刀を振りかざして立っていました。
「ちっしくじったか」
「アイゴー。し、仕方ないニダ。毒ガスを食らうニダ。」
カンコ君はウヨ君の鼻めがけて、キムチを1万倍濃縮した吐息を吹きかけました。
「ぎゃあああああ」
「アンニョンヒ カセヨ(さいならー)」
その頃のニホンちゃんはというと、
「あれ?見つからないなぁ。帯広のあんころもちはここにあると思ったんだけど・・・あ、もしかしたら台所の下かなぁ?」
ニホンちゃんは食器棚の中に屈みながら顔を突っ込みました。
「興国の興廃此の一戦にあり!」
その時、二人が台所に入っていきました。カンコ君は屈んでいるニホンちゃんを飛び越え、ウヨ君とニホンちゃんを隔てて対峙します。
すると、カンコ君は台所に立てかけてあった包丁を片っ端からウヨ君に投げつけてきました。
「あ!おい!お姉ちゃんに当たるだろが!」
「し、知るかニダ。ウリは一刀両断されたくないニダ!」
この発言にウヨ君は怒髪天。ウリナラマンセーしか頭に無い馬鹿に、真剣ヤバイくらい切れてしまいました。
左胸に吊り下げていた御禁制のリボルバーがカンコ君に火を噴きます。
シュシュシュシュシュシュ
パパパパーーンパーンパーン
シュシュシュシュシュシュ
パパパパーーンパーンパーン
ニホンちゃんの頭の上で何十もの武器弾薬が飛び交いまくってます。危なすぎ。
「ハァハァ・・・き、今日はこれくらいにしといてやるニダ」
「カンコの癖になかなかやるな・・・ハァハァ」
「そ、それじゃあ。アンニョンヒ カセヨ(さいならー)」
「あ、マテ。パンツ返せ・・・」
カンコ君は台所の窓から外に飛び出し、自分の家に帰っていってしまいました。
ニホンちゃんの下着をパクるというエロパワーみなぎるカンコ君と違い、そんなアホなパワーが無いウヨ君は、精根尽き果てて追うことはできませんでした。
「あ、見つけた。」
「え?」
「あんころもちだよ。じゃ、ウヨはこっちの方持って、」
「いや、これ大きいなぁ・・・お姉ちゃんの部屋に持って行ってもいいけどさ。カンコはもう帰ったよ?」
「ええ?なんで?」
「ええ?なんで?っていうかさっきのカンコと俺のやりとり見てなかったの?例えばカンコの頭にあるものとかさ。」
「そういえばなんだか楽しく遊んでたね。」
「ちょっと・・・不用心すぎだと思う」
「ウヨがあんなに楽しそうに騒ぐなら、カンコ君とは約束しないで自由にウヨの部屋に行っていいことにしようかな」
「ああ・・・駄目だこりゃあ」
ウヨ君の受難の日々は続く・・・

その翌日、頭に被っていたものは実はウヨ君のものだと、ウヨ君に暴露されたカンコ君は、
げっそりとした表情で水道の前で、ずっとずっと嗚咽していましたとさ。

解説 名無しさんお@腹いっぱい 投稿日: 2004/07/18(日) 13:47 ID:OcgCR1a.
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/06/25/20040625000059.html
短期ビザで入ってきた調布の韓国人スリ団の話。

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20040715AT1F1201F14072004.html
05年に来日する韓国人観光客の短期滞在査証(ビザ)の免除を検討。
だってさ。

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