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第3話 ab-pro 投稿日: 04/07/24 02:34 ID:nglkMcA2
「ニホンちゃんの韓国講座・第三回」(作品にあらず)

ニホン 「さて、今回は予告通りアメリー君とカンコ君の微妙な関係について
 です」
アメリー「カンコなんて、家に来たって15分も相手をしてやれば十分な奴さ」
ニホン 「前回までに、世代交代、反米感情と説明してきましたが、ここに対
 北感情と盧武鉉番頭さんが絡んできて、事態は複雑になってきているの」

 アメリー君の家のシンクタンクが最近まとめたレポートによると、カンコ家
は「反市場左寄り」だそうです。これは盧武鉉さんがカンコ家の番頭になって
から、強く見られる傾向です。
 もともと労働組合の力が異様に強かったカンコ家ですが、盧武鉉時代になっ
てからは、政府自体が労組を支援する始末です。
 しかしもっと重要な事は、大統領とその周辺がある一面で「親キッチョム」
となってきている事なの。
 そもそも盧武鉉番頭は、金大中番頭の「太陽政策」を継承すると宣言して番
頭選挙に勝った人だから、今更キッチョム君には強い事はいえないのね。それ
に軍の番頭さんの独裁時代に民主化運動をしていた事もあって、反丸教のそれ
までの政府には反感があったのかもしれないの。

アメリー「だからって、最近のカンコの家のやりようは首を傾げる事が多すぎ
 るぞ!
  過去の軍事独裁時代の従業員人権弾圧の調査委員に、刑期を終えたとは言
 ってもキッチョムの元スパイを登用したり、逮捕されても最後までキッチョ
 ムに忠誠を誓い続けたスパイを「民主化に功績があった」とか言ってみたり」
ニホン 「キッチョム君によるカンコ家拉致被害者を、番頭さんが無視してい
 るのも、太陽政策の維持を第一に考えているからよね」
アメリー「大韓航空機爆破事件を、カンコ家の自作自演とか言って大騒ぎした
 のは今年の事だしな」
アメリー「だからって、最近のカンコの家のやりようは首を傾げる事が多すぎ
 るぞ!
  過去の軍事独裁時代の従業員人権弾圧の調査委員に、刑期を終えたとは言
 ってもキッチョムの元スパイを登用したり、逮捕されても最後までキッチョ
 ムに忠誠を誓い続けたスパイを「民主化に功績があった」とか言ってみたり」
ニホン 「キッチョム君によるカンコ家拉致被害者を、番頭さんが無視してい
 るのも、太陽政策の維持を第一に考えているからよね」
アメリー「大韓航空機爆破事件を、カンコ家の自作自演とか言って大騒ぎした
 のは今年の事だしな」

 このように、世代交代と反米感情に、同一民族としての親キッチョム感情が
加わって、カンコ君の家の世論はずいぶんと変わってしまったのです。

アメリー「カンコ家のタクシー運転手まで、キッチョム家の花火は民族の誇り、
 とかほざいているらしいからな、最近は」

 そこで問題になってくるのが、大勢の警備員をカンコ家に派遣しているアメ
リー君です。いろいろな問題はあるにせよ、カンコ家をキッチョム君の魔の手
から守ってきた最大の要因がアメリー家である事は、かのキッチョム君も指摘
している事です。
 しかし、ともに共通の敵に対していると思っていたのに、いつのまにかカン
コ君は、キッチョム君よりアメリー君の方に敵意を持ち始めていたのです。

アメリー「つい最近もカンコに会った時、あいつはねちねちと我が家の警備員
 が負担になっているとか言いやがったからな。だから、こう言い返えしてや
 ったのさ。
  それはお気の毒ですね。そんなに負担になっているのなら、我が家の警備
 員を減らしてあげますよ、てね!」
 流石にカンコ家を切り盛りしている盧武鉉さんは、このアメリー君の言葉の
意味を理解して、慌ててアメリー君の引き留めにかかりました。内心嫌ってい
ても、現実問題としてアメリー君に嫌われたらカンコ家はおしまいなのです。

ニホン 「カンコ家の従業員は相変わらずみたいだし、番頭さんもアメ リー
 君と従業員の間で大変みたいよね」
アメリー「でも、あの番頭も中身は変わってないぜ。
  キッチョムを懲らしめないといけない時に、敵か味方か分からなくなった
 カンコなんて迷惑なだけだしな」
ニホン 「まあまあ^^;
  こうして暫く、アメリー君のカンコ君を見つめる冷たい視線は、まだまだ
 今のままのようです。
  それでは、この講座はひとまず今回でおしまいです」
アメリー「なんだ、もうお終いか。面白いネタはまだあるのに」
ニホン 「・・本当にネタだったら良いんだけどね^^
  それではまたの機会にm(_ _)m」
アメリー「またな^^」          一様、END

 てなわけですが、ひとまず疲れました。お休みなさい^^;

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