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第1161話 ゼロ 投稿日: 02/08/03 01:02 ID:xHfSI9Jq
フラメンコちゃんのおはなし

 これは、フラメンコ先生が、まだ小学校5年生の頃のお話です。

 フラメンコちゃんは、地球町で手がつけられないほどのおてんばでした。何
しろ、欲しいものは、力づくで手に入れるジャイ○ンのような人でしたから。
 ある日、フラメンコちゃんは、アメリー家の周辺で、アテスカ・インカ兄弟
というちょっと変わった兄弟がいるということを耳にしたのです。その兄弟は
、自分たちは、太陽の使者であると豪語し、あらゆる石から道具を作り、他の
地球町の人達では太刀打ちできないような高度な知識を持ち合わせていたので
す。当然のことながら、フラメンコちゃんは、彼等の知識を手に入れたいと思
っていました。

 フラメンコ 「よっしゃー!まっとれ、アテスカ・インカ兄弟!!」

(続き)
 アテスカ・インカ兄弟の家に乗り込んだフラメンコちゃんは、問答無用のご
とく、彼らに暴力をふるいました。

 フラメンコ 「お願い、あなた達の知識が欲しいの。」
 アテスカ 「絶対いやです。」
 フラメンコ 「そこまで言うんなら実力行使よ。コルテスキ――ック!!」
 アテスカ 「ぐはっ!!」
 インカ 「ア、アテスカ兄さん!!ゆ、許さないぞ・・・太陽神よ!我に力
を与えたまえ!!」
 フラメンコ 「問答無用!!ピサロパー―ンチ!!」
 アテスカ・インカ 「ウ、うわ―――!!」

 こうして、アテスカ・インカ兄弟は、フラメンコちゃんの従順なしもべとな
りました・・・

 そんなこんなで15年が経ちました。フラメンコちゃんは、地球町で小学校の
先生となりました。今は、フラメンコ先生として、教壇の上にたち、ニホンち
ゃんたちを教えています。



解説 ゼロ 投稿日: 02/08/03 01:08 ID:xHfSI9Jq
 こんにちは。ゼロです。
 新スレ立ち上げお疲れ様でございます。
 今回は、フラメンコ先生の小学校時代をアテスカ・インカ帝国滅亡になぞらえて
書かせていただきました。いかがだったでしょうか?
 近いうちにまた、新作を発表する予定でいます。
 それでは。

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