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第1208話 ダークスター 投稿日: 02/09/07 15:27 ID:VKZ/0b1L
『ヒガシの帝王PartT』
ゴソゴソ ニホンちゃんはウヨ君とともに蔵の整理をしていました。
ゴトン☆
すると一つの箱が落ちてきました。
「なんだろうこれ?こわれてないかなぁ?と中身を空けて見ます。すると、
なかから2つサングラスが出てきました。
「良かった、割れてない。でも、なんだろこれ・・・?」
「ん?姉さんどうしたの?」
「いや、この箱から、サングラスが出てきたんだけど、こんなのお父さん持っていたっけ。」
「んーどうかなぁ。お父さんがこんなの掛けるとも思えないし。
…そうだ、面白そうだから掛けてみようよ」
なにを思ったのかウヨ君そんなことを言っています。
「え〜?…そうね、じゃあ、ちょっとだけ」



次の朝、タイワンちゃんが学校に向かう途中、ニホンちゃんとウヨくんを見かけて声をかけています。
「おーい、ニホンちゃ・・・・・・・・・!」
タイワンちゃん、唖然としてます。

それもそのはず。ニホンチャンとウヨ君はこれでもかというぐらいド派手なスーツを着てガニマタ歩きをしていたからです。
そして、ずいぶんごついサングラスをかけています。」
「おう、タイワンはん。こらおおきに」「うっす」
しゃべりかたも恐ろしく威圧的です。もうロシアノビッチくんが裸足で逃げるくらいです。
ウヨ君はみょうにニホンちゃんにヘコヘコしているようです。
「姐貴ィ!今日こそ、あいつらにギャフンといわせたりましょ。」
「まぁ、ウヨ。そんなにいきり立つなや、ようはアチラサンの出方しだいちゅうわけや。」
「あいつらに、自分の立場っちゅうもんをわからしてやりましょ。」
タイワンちゃんがヒいているのをよそに、ニホンちゃんとウヨくんは学校にむかっていきます。

学校が修羅場と化すのを予見してか風が不気味にゴウゴウと吹いていました。


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