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第1273話
にらたまぞうすい
投稿日: 02/11/07 22:20 ID:UKIe26v8
「リュー君の守り神」
ここはリュー君の家、ニホン家でもはずれの方にあるせいかちょっと雰囲気が違います、今
日はニホンちゃんとウヨ君が晩ご飯にお呼ばれしたようです。
「うーん、おいしー♪ゴーヤチャンプルーはこの苦みがご飯に合うのよね〜♪」ニホンちゃ
ん、珍しい料理に囲まれて幸せそうです。「そうさー、やっぱりねぇねぇはわかってるさー♪
」「うん?これ、ピザ?ご飯が入ってるけどけっこういけるな。」ウヨ君もちょっとおっかな
びっくりしながらも楽しんでいるようです、「それはタコライスさー、微妙な辛みが最高さー
♪」そして時は過ぎ・・・
「ごちそうさまー!」
「お粗末様さー、気に入ってくれて良かったさー。」
ふと庭先に目をやったニホンちゃん、その目線の先に不思議な動物を見つけました犬にも見
えますが、どこか違うようです。何となく威圧感があります、ちょっとこわいと思ったニホン
ちゃん、リュー君に尋ねました。
「ねぇ、リュー君、あそこの動物リュー君のペット?」
「ん?ちがうさー、あれはシーサー、うちの守り神さー。僕が生まれる前から大切にされて
るさー、うちの一族はみんなボーっとしてるから昔は火事が多かったのさー、でも、このシー
サーが来てからはシーサーが火元を教えてくれるようになったさー。それにアメリー家の攻撃
から僕をかばって撃たれたこともあったさー、でも今もこうしてこの家を守ってくれるさー」
「そ、そうだったんだ・・・ごめんねシーサー」責任を感じたニホンちゃんの目にうっすら
涙が浮かびます、それを見たリュー君「そんなに悲しむことないさー、シーサーは今もこうし
て元気にうちを守ってくれてるさー、それよりも間違いを繰り返さないことの方が大切さー」
その時シーサーがのっそりと立ち上がって外に歩いていきました「あれ?姉さん、リュー君
、シーサーが外に出ていくけど・・・」
リュー君の顔がとたんに引き締まります「どこかで火が出たかも知れないさー!」
・・・そのころ・・・
「うぐぐぐ、ネットゲームのやりすぎでまたアボジに怒られたニダ、むしゃくしゃするニダ
、こんな日はニホンに謝罪と(略 を求めるに限るニダ!!」カンコ君また八つ当たりに来たよ
うです。
「がるるる・・・」
「ん?おまえは何ニダ?そこをどくニダ!どかないとポシンタンにして食ってやるニダ。」
「ぐるるる!!!」
「ひっ!!・・・ま、まあ、今回はウリが特別に遠回りしてやるニダ、ありがたく思うニダ」
「がるるるっっ!!」
「ア・・・アァァァイィィグゥォォォォォ!!!」
「い、今の声は・・・カンコ君!?」
「姉さん!あれ!」ウヨ君が指さした先にはシーサーに追い立てられて電柱の上にいるカン
コ君がいました・・・
「シーサー!カンコがどうしたさー?」
「がう!がう!ぐるるる!」
「え?ヤツから火の気を感じる?」
・・・どうやらシーサーはカンコ君の持病「火病」を火の気と勘違いしたようです・・・
解説
にらたまぞうすい
投稿日: 02/11/07 22:23 ID:UKIe26v8
今回はこれ↓をソースに書きました、沖縄・・・ハブがいなきゃ行ってみたいかも。
http://www.worldtimes.co.jp/col/every/ev021027.html
>>515-523
リアルアサヒちゃんはそれでも家族を北鮮に帰したがっているようですが・・・。
ホントに・・・明るい時事ネタが欲しいですな。
>>531-534
何でも、李舜臣は一度文官の陰謀で左遷されたことがあるそうです、もっとも後任の将軍がぼ
ろ負けしたから懇願されて復帰することになるのですが・・・旧体制の弊害は緊急事態に一番
よく出ますな、日本も気をつけませんとな。
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