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第1310話 ナナッシー 投稿日: 02/11/30 10:32 ID:4LTO8TAC
(CAUTION!)
本作品は、ニホンちゃんのキャラクターをほぼ踏襲しながら
全くの二次創作として作り上げた大迷惑作品です。
純粋なニホンちゃんファンの方は、読み飛ばして下さるようお願いします。

『ニホンちゃん in あなざーわーるど』

むかしむかし、ある半島にアボジとオモニの夫婦が住んでおりました。
アボジは山へパクリに、オモニは川にごみを流しに行きました。
オモニが一生懸命ごみを不法投棄していると、
川の上流からニッダラコ〜ニッダラコ〜と大きなキムチが流れてきました。
大喜びでキムチを持ち帰るオモニ。
パクリがばれてとぼとぼ帰ったアボジもこれにはビックリドッキリ大喜び。
「今夜はキムチパーティーニダ!」
早速キムチに包丁を入れたアボジ。と、その時でした。
「ニダー!ニダー!」
なんと、キムチの中からエラの張った元気な男の子がでてきたのです。
「こりゃ〜たまげたニダ。ウリナラ半万年の歴史でもはじめてニダ。
 きっと、壇君がウリたちに深いお慈悲を賜ったに違いないニダ」
二人はその子を『カンコ』と名づけ育てることにしました。

すくすくと成長し、見事な電波を発するまでになったカンコ君。
少しだけついた知恵でアボジとオモニに素朴な疑問を投げかけました。
「ウリ達の家は、何でこんなに貧乏ニダか?」
すると二人はアイゴーアイゴーと泣きながらカンコ君を抱きしめました。
辛うじて聞き取れた内容から判断すると、どうやら以前『日ノ本島』にいた
ニッテイ鬼に家をめちゃくちゃにされ、財産も根こそぎ奪われたらしいのです。
「許せないニダ!ウリが行ってこれから謝罪と賠償を要求してくるニダ!」
「・・・おお、カンコや、なんて立派な男になってくれたニダ・・・
 お前はウリ達の誇りニダ・・・」
「カンコマンセー!ウリナラマンセー!」

アボジが作った『宗主国』ハチマキに『謝罪しる!』のたすきを身に付け、
オモニが用意してくれたチェゴキムチを腰に携えて、カンコ君いざ『日ノ本島』へ!
しかし、さすがに一人では心細いカンコ君。
まずはキムチを配って仲間探しです・・・・・・・・・・・が
            『NOT FOUND』
「アイゴー!どうしてウリの仲間になってくれる奴がいないニダー!?」
理由1:キムチで仲間になってくれる人などまずいない。
理由2:カンコ君が主人に向いてない(遺伝子レベルの従属気質)。
理由3:カンコ君と一緒では勝てる戦も負け戦。
特に3つ目の理由は致命的でした。
せめて犬の一匹でもいれば食用としても重宝したのですが・・・。
「フ、フン!ウリは世界最高民族ニダ!仲間なんていなくても
 十分鬼達に謝罪と賠償を要求できるニダ!・・・グスン」

ひとりぼっちで『日ノ本島』に向かうカンコ君。
『日ノ本島』というだけあって、そこは孤島となっています。
「・・・船が必要ニダ・・・」
しかし、お金がなく仲間もいないカンコ君、仕方ないので
自分で作ることにしました・・・・・・・・が
         『ブクブクブクブクブク・・・』
「アイゴー!また沈没したニダー!」
カンコ君の作るものはとても壊れやすいことで評判です。
それでもなんとか73回目の朝鮮・・・じゃなく挑戦で
『日ノ本島』の傍まで行けました(でも結局沈んだ)ので、
そこから先はケンチャナヨ精神で泳ぎきってしまいました。
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ・・・やっと着いたニダ・・・
 さっそく・・謝罪・・と・・・賠償・・・を・・・要・・・(以下略)」バタッ
とうとう『日ノ本島』についたカンコ君ですが、力尽き倒れてしました。
冬の日本池(カンコ君は東池と呼びますが)の水はとっても冷たく、
カンコ君の体力を容赦なく奪い取っていたのです。

「・・・ニダ?ここは、どこニダ?」
永遠とも思える眠りから目を覚ましたカンコ君はあたりを見回しました。
地味で質素ながら調度品一つを取っても洗練された和室です。
(もっともカンコ君にはよく分かりませんが)
ちょうどその時、目の前の障子がゆっくりと開きました。
「・・・あ、目を覚まされたのですね?お怪我はありませんでしたか?
 特に外傷は見当たらなかったのでそのままお休みいただいたのですが・・・」
「!!!!!!!!!!!!!!!!!」
そこには、可愛らしい2つの角と愛くるしい笑顔を自分に向ける女の子がいました。
「ア、ア、ア・・・・」
「あ、申し遅れました。私、ニホンといいます。
 何かご用事がありましたら、私に何なりとお申し付けくださいね」ニコッ
「ア、ア、ア・・・・」
「どうされました?」ニコッ
カンコ君がフリーズ状態になったのには理由があります。
もちろん女の子の可愛さもあるのですが、なによりその服装です。
胸元と腰にトラ柄の布を巻いただけのシンプル・・・それでいて過激・・・
なにより萌え・・・そうあの伝説の・・・『アレ』。
         『キムチボーン!!』
「きゃーー!」
部屋一面に飛び散ったキムチ・・・じゃなく鼻血。
「ウリの人生に一片の悔いなし・・・ニダ」
「し、しっかりしてください! だれか、だれかー!」
キムチ色の涙と鼻血に沈み、カンコ君昇天・・・。
謝罪も賠(以下略)もできませんでしたが、カンコ君の顔はとても幸せそうでした。
そのころ、
「ニダー!ニダー!」
「あんれアボジ〜、また男の子がでてきたニダ〜」
「よし、今度はキッチョムと名づけるニダ」

なおニッテイ鬼の所業については、
そのほとんどがアボジとオモニの理不尽な逆恨みであって、
貧乏なのは単に二人に金銭感覚や生活能力が無いだけの事だったのですが、
既に天国への旅路に出ていたカンコ君にはどうでもいいことなのかもしれません。

「アイゴ〜〜!」

めでたしめでたし

(解説)
・・・なんてありません。
パクリ満載、二次創作全開の作品ですので・・・。
ごめんなさい!逝ってきます!

最後に、正統派作者の皆さん、お体に気をつけて
これからも面白い作品を作ってください。
迷惑かもしれませんが、心から応援しております。

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