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第1311話 大洞商会 投稿日: 02/12/01 05:50 ID:twmFbxrW
「家境」

チュウゴ君もロシアノ君も物凄い大きな所に住んでいるから
多少敷地が減っても、どってことないよと平然と構えてるかといえばそんなことは、ありません
ものすごくけちくさいです。
心が狭いです

そんな二人の家はお隣同士、もめない筈はありません

チュウゴ「いいアルカ」

チュウゴ君は木の枝を拾いそれで線を引きます

チュウゴ「この線のこっちが家の土地ね」

その線引きに不満そうな顔のロシアノ君は引かれた線を足で消し
チュウゴ君のもっていた木の枝を取り上げると線を引きなおします

ロシアノ「ここからが俺の敷地、そっからがお前の敷地だ」

チュウゴ「駄目アル、駄目アル、ここもそこも昔はワタシのご先祖さまの敷地の一部だったアル
     だから境目はココある」

チュウゴ君が線を引きなおそうとするとロシアノ君がチュウゴ君の頭をムンズと掴み
それを阻止します

ロシアノ「なあチュウゴ、ご先祖様を持ち出すならアレを見な」
掴んだチュウゴ君の頭を無理やり後ろに向かせます
後ろにはやたらと長いヘイが

ロシアノ「なあ、チュウゴ あの塀はお前のご先祖が自分の土地との境に造ったものだよな!
     だったら、土地の境はあそこになるんじゃねいか
     それを俺様がココでいいっていってるんだ、これはかなりの譲歩だと思うけどなあ!」
チュウゴ「あいやーそれは・・・・」
ロシアノ「なあ!!」
チュウゴ「アイヤー」
おしまい

中国とロシア(ソ連?)との間にこんなやりとりがあったらしいです
(ソースが見つからず真偽は不明)

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