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第1515話 ◆MaCHINAyH. 投稿日: 03/05/08 19:05 ID:zOKbNZqm
『小悪魔』

学級会ではアメリー君に個人攻撃されたり、お気に入りの連載マンガがいきなり打ち切られたりと、フランソワーズちゃんはこのところかなり不機嫌。
たまたま視界に入ったカンコ君をいい標的にと呼び止めます。
「ウリはアメリーに呼び出されて忙しいニダが」
「あなたってガキね。アメリーを怖がってるなんて、まるでゲルマッハの焼いた焼き菓子みたいだわ」
ちゃんちゃら可笑しいですわと嘲笑するフランソワーズちゃん。
「む、謝罪と賠(略」
脊椎反射でいつのもパターンにはまるカンコ君ですが、フランソワーズちゃんは暖簾濡に腕押し。
それどころか、ここぞとばかりに更に火病を煽ります。
「麗しき友情なんてノンノン。アメリーはあなたを骨までしゃぶり尽くしますわよ?」
カンコ君がおみやげにと持っていたポストカードを取り上げてびりびりに破り捨ててしまいます。

「なにしゅるニダァ!!」
「誰が本当の『お友達』なのか、そのふかふかの頭でよくよく考えたほうがよろしくてよ」
「ウリは釣られないニダ! ふじゃけるのもいい加減に汁!!」
「あら、わたくしが嘘をついているとでも思って?」
哀れみの視線がカンコ君に投げかけられました。
「わたくしの記憶が確かならば、あなた、招かれたんじゃなくて、呼び出されたはずですものねえ」
「ウリは、ウリは急いでるニダッ」
だあっとその場を逃げるように駆け出すカンコ君。
その心に浮かぶのはもやもやとした感情。

「ああ、少しばかりせいせいしましたわ・・・次はチューゴにしようかしら、それとも、ニ・ホ・ン?」
フランソワーズちゃんはさも愉快に、うふふっと笑むのでありました。

解説 ◆MaCHINAyH. 投稿日: 03/05/08 19:14 ID:zOKbNZqm
>>612
マドムァゼル、本日のソースはこちらとなっております。
http://korea.hanmir.com/ktj.cgi?url=http://www.donga.com/fbin/moeum%3fn%3dpolitics$a_701%26a%3dv%26l%3d0%26id%3d200305080026

聞くところによると、おフランスにはフォンティーヌという焼き菓子があるそうです。
残念ながら食べたことはありません。謝罪と賠償は(略

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