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第1744話
ナホトカ
投稿日: 04/01/18 21:27 ID:n1ZYkHbt
「ウヨの人間改造?1」
今日は大雪で学校は休みです。ニホンちゃんはカンコ君と一日、面と向かう場面が無いので
内心ほっとして『トリビヤノイジュミ』を見ていました。するとウヨ君が向かってきましたが・・・。
「な・・・何よ・・・・・・その格好・・・・・・」思わず目を疑ってしまいました。
見るとあの一徹なウヨ君が女装しているではありませんか!ウヨ君の話によるとさっき、
ウヨ君はアサヒちゃんとポーカーで賭けていたそうです。以前、ウヨ君はアサヒちゃんと賭けて大勝し、
見事彼女から金を巻き上げ・・・いや、勝ち取ったのです。その事で自信がついたウヨ君は今回、大損をした
そうなのです。一瞬、彼女がズルで勝ったのかと思い、アサヒちゃんに聞いてみると・・・
「いや、今回は審判を雇ったんだ。以前、ニホンちゃんが蹴球大会でトル子
ちゃんと試合した時の審判だよ、あのコリーナ伯父さんをマカロニーノ君の家から雇ったんだ。」
あのコリーナ伯父さんの事です。まさか買収疑惑なぞ起きるわけありません。
「えーっ、本当にこんな格好で町中を歩かないといけないのー。」
いつものウヨ君からは想像できない表し抜けた顔で問い詰めました。
「歩かなきゃ駄目よ。それともこの前賭けた一万返してくれるとでも言うの?あれは新聞配達でせっせか貯めた私の金なのよ!」
「うっ!そ・・・それは・・・(まずいなぁ、まさか一万全部ゲームに費やして
おまけにそのゲームぶっ壊れたんだもんなー)・・・わ・・・分かったよ・・・やりゃいいんだろ・・・」
「あら、ウヨもなかなか素直じゃない。ちょっとお姉ちゃん、服を何着か貸してくれる?」
「別にいいけど・・・。」
(ふふん、まずこの公園に逝ってぇ、その次にこの家ぇ、おっとチューゴ君の家も訪れなきゃね。)
さすがに片思いの・・・いや、宿敵に命令できるだけあってちょっと興奮していますね。
という訳で今日はウヨ君はお姉言葉で、薄めの化粧と女装をしてるのでちょっと赤面。
(太田、これはファン必見ですね。田中、んな訳ねーだろ!)
「ウヨの人間改造2」
「と・・・とにかく、ウヨ、がんばってね。」(ま、まさかこの俺が女装なんて・・・)
最初に話し掛けられたのは影の薄い・・・あ、いたいた、カナディアン君です。
「なんか雪のせいで町内全部が僕ン家になったような気がするな・・・そろそろホッケーが始まるだろう・・・。
・・・・・・うわぁっ、ウ、ウヨ君!どうしたんだい?」「私と賭けに負けて女装させたんだ。」
「そ、そうなんかいウヨ君?」「そうだ・・・い、いや、そうなの。オホホホホホ。」
アサヒちゃん何やらカンペをウヨ君に見せています。
「あ・・・あの、今度良かったら家に来ませんか、カナディアン君(はあと(うわぁ、自身もどんどん壊れていくもんだなぁ」
「嬉しいなぁ、僕はいつも目立たない存在で・・・(以下略」話を聞き終わらない内に二人は言ってしまいました。
続いては・・・学校一の秀才、ノーベル・スウェーデン君です。
「今年の科学コンクールの課題は何にしようかな・・・天文的なパルサーの調査なんかいいなぁ・・・。
・・・ん?ウヨ君、もしかして・・・。」「そう、そのもしかしてよ。」「へぇ、さすが東洋の人は違うなぁ。いい研究材料になるなぁ。」
「そう?それは有り難いなぁ。どんどん研究していってね。」アサヒちゃん調子に乗りすぎです。もうゐつてよしですね。
そして・・・どんな業界にも彼のブランドが載らない物は無い、マカロニーノ君が歩いています。
「今度、チューゴの家でやるパーティはパスタがいいなー・・・チューゴも麺には目が無いし・・・。
やぁ、アサヒちゃん。今日も輝いてるね〜。おや、ウヨ君。君の顔が可愛すぎて一瞬、アサヒちゃんの妹に見えちゃったよ〜。」
(やった、マカロニーノ君に褒められちゃった♪・・・って冷静に考えれば嬉しくねーな。)「惜しいな〜。君がもし女なら、僕と上手く
いってたのに〜(藁。あっ、そうだ、今度チューゴ家で麺料理のパーティやるんだけど、来ない?もちろん、その格好で(藁。
エリザベスちゃんとフランソワーズちゃんが来るよ、あの二人はオカマには目が無いらしいからね〜。」(こんな格好で来たくねーよ、うわーん。)
「よし、今日はそろそろ家に帰るか・・・な、ウヨ。」(助かった〜)
しかし、まだ見物人が・・・チューゴ君がこっちにやって来たのであった!
「やぁ、アサヒ。例の記事の写真撮れたアル。ん?ウヨの奴どうしたアル?」「ちょっと罰ゲームで女装されてるの。」
「女装ごときで練り歩くんじゃないボケ二人組が。よーし俺女装してやるぞとか言ってる様はもう見てられないアル。
得意げな顔して何が女装アルカ。アサヒは女装させたいのか問いたいアル。問い詰めたいアル。小一時間問い
詰めたいアル。それじゃあ、明日のパーティ来いアルヨ〜。」
突然嵐のようにやって来て、光のごとく去っていくチューゴ君の冷静なつっこみに二人とも最後には固まってしまいましたとさ。チャンチャン。
「う・・・うわぁ・・・なんて夢だったんだ!」夢だと気付いていたらウヨ君が書き上げている同人誌にも眠ってる間に
きっちりと女装姿のウヨ君が描かれてしまいました。多分、寝ながら描いてしまう癖が出たのですね。(どういう思考回路なんだ)
「うわっ、やべっ、これ早く消さないと・・・」しかし運命とは時に邪悪な物です。ニホンちゃんが来てしまいました。
「ウヨ?さっきから眠りながらなんか描いていたけど大丈夫?」ニホンちゃんと共にアサヒちゃんまでも来てしまいました。
「あっ、あはは〜。二人とも何でもないのさ〜。」とっさに隠したけど、アサヒちゃんはすぐ感づいて・・・
「ウヨのやつ、あやしい本持ってんだ〜。君もやはり男だね〜。」「ち、違うだろ、大体俺がそんな事する訳が・・・」
二人ともふざけ合いになってしまいました。ニホンちゃんはと言うと、(ほぇ〜。ウヨも変な本を持ってるんだ〜。)
とただ見ているだけしか出来ませんでした。でもどこかで「夢は夢、現実は現実だ〜。」と天の声が聞こえるような
気がしたような・・・。
────おまけ──────────────────────────────
ロシアノビッチ「トル子、お前はチュルカ(棒切れ)?」
トル子「え?チュルク(トルコ人の事)だけど何か?」
ロシアノビッチ「ふーん、そうかあんたは棒切れと同然な奴な訳か〜。」
トル子「うっ、うわぁ〜〜〜ん。」
解説
ナホトカ
投稿日: 04/01/18 21:34 ID:n1ZYkHbt
みなさん、初めまして。ナホトカです。そう公式ページの投稿掲示板でヘタレな絵を投稿した香具師です。
(興味ある香具師は見るべし)清楚でかっこいいウヨ君のイメージがある人、スマソ。謝罪はしても賠償は(以下略。
とにかく初めて投稿したのでナレーターがですます調だー、とか色々設定しなければいけない所とかあって難しいでつな。
それより、上の話のネタのソースみたいな物は今の日本の芸能界の異例とも言えるオカマブームです。
今、生け花の先生とかダンスの振付師だとか色んなオカマがいるから・・・いや、ただそれだけ。
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(*^ー゜)b Good Job!!
(^_^) 並
( -_-) がんばりましょう
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