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第1918話 マンセー名無しさん 投稿日: 04/07/02 18:29 ID:N7RYKUad
「音楽事情」

「♪〜〜〜」
初夏、昼間の暑さを振り払うような爽やかな風と共に
お隣の家から歌声が聞こえます。
「うわぁ〜、チョゴリちゃんってお唄上手だねぇ・・・」
世界町の中でも音楽の定評の高いニホンちゃんでも聞き惚れています。

ひょこ
池を挟んだ垣根から怪しい人影が・・・
「そうニダ!ウリナラの歌唱力は世界一なのニダ!
ニホンは謝罪と賠償をするニダ!ホルホルホル〜」

妹のチョゴリちゃんが褒められたのがよほど嬉しかったのか
それともただ単にニホンちゃんより優位に立てたのが嬉しいのか
ともかくカンコ君は顔を真っ赤にして喜んでいます。

ひょこ
右隣に住んでいるタイワンちゃんが顔を出し言いました。
「その割には地球町内では有名じゃないね?バカンコ
ニホンちゃんの方が知れ渡ってるよ。」

その意見が彼にはキツかったのでしょうか?顔を赤紫色に変えています。
「羨ましくないニダ!羨ましくないニダよ〜!
ニホンなんか全然羨ましくないニダァァァァ!アイグォォォォォ!!!」
といつものきめゼリフを残すと家の中に飛び込んでしました。
それを見たタイワンちゃんはケタケタと笑っています。
ニホンちゃんは・・・
有名とか有名じゃないとかじゃなくてゲイジュツ的に優れていれば良いのじゃないかな?
と思っていましたとさ。

「ゲイジュツ?それなら僕が一番さ!セニョール、セニョリータ(はぁと)」
とマカロニーノ君の声が聞こえたかどうか・・・定かではありません。

いとふゆ

そーす
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