戻る <<戻る | 進む>>
第1947話 ab-pro 投稿日: 04/08/07 12:13 ID:WgivNv/L
「チュウゴ君、なんとか思い直して欲しいニダ・・・」
「何を言っているアルか?カンコ家のように出来たばかりの家が、歴史の事で
うだうだ言うのは見苦しいアルね」
「ウ、ウリの家の歴史は半万年ニダ・・・・・」
 台詞の最後の方はチュウゴ君に睨まれて、口すぼみになってしまうカンコ君。
 実はカンコ君とチュウゴ君、この前から高句麗さんがどちらのご先祖様かで
未だに諍いを続けていたのです。
「カンコの家が出来たのは、ニッテイ爺さんがウチの爺さん達に負けた後の事
アル。それ以前にカンコ家の歴史があるなんて聞いたことないアルね」
 しれっとそう言いきるチュウゴ君。実はつい最近までチュウゴ君が作ってい
たHPの我が家のご近所さんの歴史紹介ページに書かれていた、昔のカンコ家
のご紹介記事から、今のカンコ家が出来る前の歴史の記事を全部削除していた
のです。
「前々からお願いしていた、ウリの家の任那の間が日ノ本家の別荘だったと言
うデマを消してくれたことには感謝するニダ。
 でも、昔の我が家の記事を全部消すのは酷いニダ!」
「その件は謝るアルよ。確かに間違っていたアルね。今のカンコ家のある場所
に昔から存在していたのは、我が家の従業員の家だったアル。資料も一杯残っ
てるから、そのうち正しい歴史記事をアップするアルよ」
 全くのポーカーフェイスで応じるチュウゴ君に対して、真っ赤顔をしたカン
コ君ですが、いつもの火病の発作はかろうじて我慢しました。
「酷いニダ!自分の都合の良いように、ああしろ、こうしろと他人の家の歴史
を書き換えるなんてやってはいけないことニダ!ウリは悟ったニダ!!」
 かろうじてそれだけ言うと、その場を逃げ出すように立ち去るカンコ君。
 そのカンコ君に、二人の口喧嘩が聞こえていたニホンちゃんがツカツカと歩
み寄って、いきなりカンコ君の両手を握りしめてこう言いました。
「ありがとうカンコ君!いつかきっと分かってくれると思っていたのよ。本当
は何度も諦めかけたけど、・・・信じていて良かった!!」
 感激して握りしめたカンコ君の手をぶんぶん振り回すニホンちゃん。
 しかし、最後までなんでニホンちゃんが喜んでいるのか分からないカンコ君
でした。         end

解説 ab-pro 投稿日: 04/08/07 12:14 ID:WgivNv/L
今回のソースはhttp://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/08/06/20040806000099.html
> 帝国主義と覇権主義は別物ではない。自分たちの意にそぐわないからとい
>って他国の政治家に「ああしろ、こうしろ」と内政干渉までしながら他国の
>歴史を自らの歴史に自分勝手に書き替えるような意識と態度がまさにそれで
>ある。
 を読んでつい書きたくなってしまいました^^; まあ、カンコ君は分かっていないのでしょうが><

 シェロさんと無銘人さんのお話は、完結を楽しみにしているニダ!
 九鬼唯さんは作品投稿ニダ? このスレは発言自由ニダ。作品を楽しみにし
ているから、早く投稿するニダ! ^^
 ローカル・ルールを守って楽しくやるニダ!

この作品の評価を投票この作品の評価   結果   その他の結果 Petit Poll SE ダウンロード
  コメント: