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第2056話
熱血君 ◆O4x3A1GrPw
投稿日: 04/11/23 01:14:03 ID:2AHy9QHw
「お口の匂い」
最近カンコ君が気にしていることがあります。それはお口の
匂いです。
話のはじまりは例によってニホンちゃんを盗み見していたこ
とからでした。彼女とタイワンちゃんのお喋りをこっそりと聞
いていました。
「やっぱりお口の匂いって気になるよね」
「そうなの?あたしはそうでもないけれど」
「うん、わたし最近歯磨きにも気をつけてるから。どうしても
それが気になるのよ」
「清潔なのね。ニホンちゃんらしいわ」
「え、そうかなあ」
こうした会話をしておりました。それを聞いたカンコ君の心
の中に思うところができました。
「フムフム、口の匂いがよければもてるニダか」
ニホンちゃんの言葉だけから全てを決め付けてしまいました。
いや、彼はニホンちゃんがどう思っているかしか考えてはいない
のでした。そしてそんな彼が導き出した結論とは。
「よし、ウリも歯を磨くニダ!今までは磨いていなかったニダ
がこれからは毎日磨くニダ!」
こうして彼の歯磨きがはじまりました。
さて、何でもそうですがはじめてみてから色々とわかるものです。
彼の歯磨きも例外ではありません。
「そうだったニダか、虫歯だけではなかったニダか」
彼の歯はダイアモンド並に硬いので虫歯の心配はありません。それ
で今まで磨かなかったのですが他にも歯茎や歯垢の問題もあったのです。
「これは厄介ニダ、こうなったら徹底的にやるニダ」
そして毎日しっかりと磨くようにしました。こうして彼の歯はさらに
健康になり口臭も消える筈でした。ところが。
「バカンコ、あんたお口臭いよ」
「ニダッ!?それはどういうことニダ!」
カンコ君タイワンちゃんの突っ込みにとても驚いています。
「あんたお口からキムチのにおいさせ過ぎよ。歯を磨いてもそれ食べた
ら一緒じゃない」
「な、何を言うニダ!キムチを食べなくてどうするニダ!そもそもウリ
に歯を磨くよう言ったのはニホンニダ!これはウリを陥れようとする
ニホンの陰謀ニダ!ニホンは謝罪しる!」
「な、わけないでしょーーーが」
ドカッ
ここでいつもの拳がカンコ君の顎を直撃しました。
「何でまたわたし何だろう・・・・・・」
カンコ君のいつもの理不尽電波に今日もおろおろするニホンちゃん
でした。
解説
熱血君 ◆O4x3A1GrPw
投稿日: 04/11/23 01:15:59 ID:2AHy9QHw
今回のソース。韓国で口臭が気になっているとか。
ttp://j2k.naver.com/j2k_frame.php/japanese/news.empas.com/show.tsp/li/20041121n02705/
これにキムチの匂いをプラスしました。大蒜は匂います。美味しい
ことは美味しいですが。
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