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第2072話
ラバウル
投稿日: 04/12/13 22:21:12 ID:eNjNxoA0
「授業参観」
フラメンコ先生「では、明日は授業参観日なのでおうちの人に来てもらって
くださいね」実はニホンちゃんは授業参観が嫌いです、アメリー君やチュウゴ君の家は
お父さんからお祖父さんまで家族総出でくるのですが、日ノ本家のお祖父さんである
ニッテイさんはすでに無くなっており、かりに生きていたとしても後ろ指を差されてしまします。
「あ〜あ、授業参観なんてやだな〜」と憂鬱なニホンちゃん
アーリアちゃん「その気持ち分かるよ、ニホンちゃん、うちもお祖父さんいないし」
ゲルマッハ君「お互い大変だな、でも僕も一度でいいからお祖父さんに来てほしかったな・・・」
それぞれの思いが交錯するニホンちゃんは帰路につきます。 その頃、あの世ではニッテイ「う〜む、ニホンもあれじゃ可哀相じゃなどうしたものか、どうかねヒトラーさん」、ヒトラーお祖父さん「わしのやって
きたこととは別として、ゲルマッハやアーリアの願いをかなえてやりたいな」
とそこへ神様がやってきて「おまえらも反省してるようじゃし、一日だけだったら、現世に戻してやってもいいぞ、ただし騒ぎにならんよう変装なりなんなりしていけよ」かくしてニッテイさんとヒトラーお祖父さんは極秘裏に授業参観に行くことになりました。
そして授業参観日の当日、教室にはアメリー家の
ルーズベルトお祖父さん、ブッシュお父さん、大英家のブレア父さん、ヴィクトリアお祖母さんなど各家庭から保護者達がずらりと教室の後ろにならんでいます
、そして後列の端っこに変装したニッテイさんとヒトラーさんが並んでいます、フラメンコ先生「今日のテーマは第二次世界喧嘩について話し合いましょう」、とまず紫苑ちゃんが
「ヒトラーは極悪非道の悪魔です、あんなことは絶対に許されません」そしていつもの如くカンコ君が「ウリはニッテイの奴に三十六年も侵略されたニダ!〜(略)〜ウリは謝罪と賠償をニホンに求めるニダ!」
と相変わらず基地外電波を飛ばしてます、ニホンちゃんは申し訳なさそうにただ黙って聞いているだけです。「なあ、ニッテイ、俺達も悪いことしたけどなんか誇張されすぎてないか?」
「うちなんて捏造されまくりじゃないか、俺が何も無かったカンコ家に文明をもたらしたのに何を勘違いしてるんだ」
と話をしてるとチュウゴ君「特にニッテイの野郎は南京でうちの人を30万人も虐殺したアル、ニホンに半永久的に織田饅頭(ODA)を要求するアル」さすがのニッテイさんもここまで捏造されると
頭に来てしまい「おい!ちょっと待て、俺はお前らが言ってるようなことをした覚えはないぞ!」と思わず口に出してしまったのですが、ときすでに遅し教室中が後ろの2人に注目してます
「おい、
あれ誰だ?」 教室中がざわめきます、「信じられないことだけどあれうちのおじいちゃんじゃないか」
「私のお祖父さんもだ」招待がばれてしまい2人は事情を説明します。するとカンコ君が「ニダニダニダニダニダ!!ニッテイニダ!!
アイゴォーーー!!」と狂って教室から飛び出してしましました、紫苑ちゃんも
チュウゴ君も脅えてます、フラメンコ先生「分かりました、今回は2人の参加を認めますから皆さん静粛にしてください」、アーリアちゃんもゲルマッハ君、ニホンちゃんも喜んでいます
するとニッテイさんの肩を叩く人がいました
ニッテイ「ん?誰だ」、ヴィクトリア「わたくしですよ、お忘れですの」元恋人で喧嘩別れに終わったヴィクトリアさんから声をかけられてニッテイさんも驚きを隠せません
「いや、久しぶりだな、元気そうで何よりだよ、ニホンが立派にやっててワシは安心だ」とニッテイさんは話題を変えようとします、しかし
「どうして!あなたは私と別れようとしたの、あんなに愛していたのに!!」
教室にヴィクトリアさんの声が響き渡ります、「それは・・・」、「大英家においでになって話しましょう」
「いやだめだ、我々が現世にこれ以上干渉するのは好ましくない、それにもう時間だ行かなければ」そして2人は消えてしまいました、「ううう・・・」とヴィクトリアさんが泣き崩れます。
波乱があった授業参観でしたが何とか終わりました、保護者は先に退出して、教室で子供達が
エリザべスちゃん「わたくし、あんな感情的になったお祖母さまを見たのは初めてですわ」ニホンちゃん「ニッテイおじさんも昔はもてたんだね」思い思いに話してると、、、、「アイゴー!ガクガクニダニダ、まだカンコくんはファビョってます」
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(*^ー゜)b Good Job!!
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