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第2214話 Mitstein 投稿日: 2005/04/14(木) 16:09:03 ID:o/kZ5Ih0
いずれにせよ日本、ドイツ、ブラジル、インドと一緒に常任理事国入りが
できるといいですね。話の途中申し訳ないですが、初投稿致します。

「鬱金香」
1.地球町にも春がやってきました。小学校の周りの桜並木も満開です。
地球町にも春がやってきました。小学校の周りの桜並木も満開です。
そんな春うららの良い天気の中で、3年のダッチちゃんとハプスブルク先
生は花壇に水をあげています。
ハ:「キレイにチューリップが咲いて先生とてもうれしいは。」
ダ:「私たちが大切に心を込めてそだてたからですよ、先生。」
ハ:「そうであって欲しいわね。フフフ。」
そんな和やかな会話をしつつお手入れを続けます。
?:「わぁぁ、沢山咲いたなぁ〜。」
2人が振り返ると、下校途中の5年のトル子ちゃんがいました。
ト:「いつも5時間授業だから、急いで店番に行かなくちゃならない
  んだけど、今日4時間で終わりでしょ?だから、ちょっと余裕が
  あるから周りを見ながら帰ろうって思ってたんだ。
  そうしたら・・・。」
ハ:「そうですか。いつもトル子ちゃん店番がんばってるってウヨ君
  が言ってたよ。」
ト:「えへへ。」
ハ:「あっ、こちらはネーデル君の妹のダッチちゃん。ダッチちゃん、
  こちらはトル子さんよ。」
ト:「こんにちは。」
ダ:「初めまして、ダッチです。」
かなり変わった面子ですね。


2.ハ:「そうだ。ダッチちゃんのお家とトル子ちゃんのお家のお花って
   チューリップなのよね。」
ダ&ト「はい。」
ハ:「何でだか知ってる?」
ダ:「分かりません。」
ト:「昔スルたんのマークだったらしいけど、なんでだろう?」
ハ:「うん。トル子ちゃんが言ったように元々はトル子ちゃんの家のマーク
  だったの。トル子ちゃんのお家がまだ大地主だった頃、私の遠い親戚の
  ブズッベクおじさんがトル子ちゃんのお家で働いていたときにこの花を
  分けてもらって、ユーロ町に持って帰ったの。そうしたら、ユーロ町で
  アジア町ブームが起こって、特にダッチちゃんのオランダ家の人がこの
  お花の大ファンになったの。だから、ダッチちゃんの家のお花もチュー
  リップなのよ。」
ト:「へぇ〜。そうだったんだ。」
ダ:「先生の親戚の方がユーロ町に広めたからだったんですね。」
3.ト:「でも、地球町の人たちに好まれてるってうれしいな〜。」
ダ:「私も何だかとってもうれしい。」
ハ:「そうね。お花が町の人達と仲良くなるきっかけを作ってくれるかもし
 れないは。」
ダ:「そうなるとうれしいですね。」
ト:「そうだよね。あっ、いけないそろそろ帰って店番しないと。じゃあ、
 せんせ〜いさようなら〜。バイバ〜イ、ダッチちゃん。」
こうして、トル子ちゃんは走っていき、残った2人がまた作業を続けている
と、遠くの校門から声が聞こえます。カンコ君とタイワンちゃん、ニホンち
ゃんの声のようです。
カ:「何言ってるニダ!ソメイヨシノはウリナラが起源ニダ!ニホンとかば
うタイワンは(以下略)。」

タ:「くっついて来ないでよ〜。このバカンコ〜。」
カ:「アイゴ〜!」
なかなか世の中大変ですが、いつかみんなが仲良くできる日が来るといい
ですね。
   終
話を乱した上、長くて、更に連投しましてお詫び申し上げます。
ダッチちゃんが全然出てきてないようなので、ネーデル君と同じクラスにい
るという矛盾を避けるため、ハプスブルク先生のクラスの生徒にしてしまい
ました。ごめんなさい。
ネタは、トルコ駐在のオーストリア大使A・G・ブズベックがチューリップ
のヨーロッパ伝来のきっかけを作った事です。
全く国際風刺してません。ごめんなさい。僕あほ高校生です。

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