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第2226話 思惑、交錯 投稿日: 2005/04/27(水) 23:37:54 ID:XBssVz59
プロローグ

「ニダ!日本の態度は人類にとって悪ニダ!!侵略を栄光としてホルホルするような人間と一緒に暮らさなければならないのは、
 町内全員にとっての大きな不幸ニダー!!」
真っ赤な顔をして演説するカンコ君を、ウヨ君が苦々しげに睨みつけています。
「……ったく、自分のこと棚に上げて言いたい放題言いやがって!貴様が言えた台詞か!!姉さんもそう……姉さん?」
「……え?何か言った?武士」
きょとんとした顔で振り返るニホンちゃんに、ウヨ君は「いや……別に……」とはっきりしない返事です。
「変な武士。ね、もう行こうよ。お母さん待ってるよ」
二人はお買い物を頼まれていて、お店に向かう途中だったのです。
その道中で偶然、ゲルマッハ家にお呼ばれしているカンコ君が演説している所に出くわしてしまいました。
見ると、ゲルマッハ家で学級新聞を作っているアルゲマイネちゃんがすらすらとメモを取っています。
おそらく取材の真っ最中だったのでしょう。
ニホンちゃんはすたすたと先に行ってしまいました。取り残されたウヨ君は、妙に浮かない顔をしています。
「……姉さん、確かに今笑って……」
お人形のように可愛らしい姉の口元に浮かんでいた。妙に酷薄な微笑み。ウヨ君はぶるっと体を震わせました。

まだ風の冷たい、春も初めの日のことです。
シーン1.カンコ君の場合

「ニダーハッハ!ウーリナーラマンセー!!」
ゲルマッハ家在住の同胞との懇談会を終えたカンコ君。何時にも増してテカテカしています。
ぞろぞろと三星おじさんやLGおじさんを連れて歩いている辺りも、彼の血圧に影響を与えているのでしょう。
ゲルマッハ家は、実はカンコ家にたくさん投資しています。なんと、カンコ家にとっては2位という規模です。
それもあって、カンコ君はゲルマッハ家に来るのをとても楽しみにしていました。
きっと素晴らしい歓待が待ち受けていることでしょう。
「ようこそ、カンコ君。お待ちしていたよ」
金髪碧眼のゲルマッハ君が、にっこりと微笑みました。同性までもがくらくらしてしまうような、素晴らしい微笑です。
しかしそこはカンコ君。まったく意に介さず、相変わらずニダニダ言っています。
ゲルマッハ君が差し出した手も、全く目に入っていないようです。
当然、アーリアちゃんの姿が無いことにも気がついていません。
「……皆さんもようこそいらっしゃって下さいました。わが家の優秀な技術者達は、働く場所を求めています。きっと
 実りの大きな話が出来ることでしょう。別室に席を設けました。どうぞいらっしゃってください」
すっと、奥に続く扉が音も無く開きました。シックなドレスに身を包んだアーリアちゃんが、兄そっくりの魅力的な
微笑を浮かべて案内します。
おじさんたちは、促されるままに奥の部屋へと向かいました。
ゆっくりと後ろ手に、アーリアちゃんが扉を閉めます。奥の部屋で応対するのは、ゲルマッハパパ達の役目です。

気がつくと、部屋の中にはゲルマッハ君とアーリアちゃん。そして、カンコ君の3人しかいません。
急に寒気を感じて、カンコ君は思わず身震いしました。もう少し温かい格好をしてくれば良かったかもしれません。
「さぁ、カンコ君。椅子にかけたまえ」
微妙にぞんざいになったゲルマッハ君の物言いに、カンコ君がむっとした瞬間です。ふわっとした衝撃と共に、カンコ君
はいつの間にか現れた椅子に座らされていました。
驚いて背後を見やると、アーリアちゃんが澄ました顔をしてカンコ君の肩を抑えています。
「まずは、遠い所をご苦労様。窮屈な思いをしたでしょう」
「ニダ……ケンチャナヨ……」
相変わらずニコニコと微笑むゲルマッハ君に、妙に気おされるカンコ君です。これではいけないと、カンコ君はなけなし
の勇気を振り絞って口を開きました。
「ニホン……がっ!!!」
その瞬間です。凄まじい激痛がカンコ君の全身を、電流のように走りました。
「アーリア」
「すまん。兄上」
見ると、カンコ君の足にアーリアちゃんのヒールがめり込んでいます。
「な……何するニダ!!」
真っ赤な顔をして抗議するカンコ君に、アーリアちゃんは悪びれもせずに「足が滑った」と一言です。
アーリアちゃんの足が滑ってカンコ君の足にめり込むというのは状況が理解できませんが、取りあえずカンコ君は無理
矢理自分を納得させました。
「ケ……ケンチャナヨ……。それでニホン……がっ!!アイゴー!!!」
「アーリア」
「すまん。兄上」
カンコ君にもようやく事態が飲み込めました。ゆっくりと、言葉を選びます。
「……ええと、ゲルマッハ家の過去に対する謝罪と反省は、まったくもって素晴らしいニダ」
ゲルマッハ君はにっこりと微笑みます。
「ありがとう。そういっていただけると心強いよ。我々は我々として、あのような悲劇を決して繰り返してはならないと
 考えている。皆にもそのことが理解してもらえるように、これからも努力は惜しまないつもりだ」
「それに比べてニホン……ニダ!!!」
「アーリア」
「すまん。兄上」
やっとルールを完全に理解したカンコ君は、耳の先まで真っ赤になっています。
しかし、ゲルマッハ君相手に強気に出られるカンコ君ではありません。大人しく、そのルールに従うしかないのです。
「それで、常任理事家の件だけど」
ゲルマッハ君は、あくまで穏やかに促します。
「……ウ、ウリはニホ……ゲルマッハ家の常任理事家入りに賛成ニダ」
アーリアちゃんのしなやかな指が、カンコ君の頬を微かになでました。嘲笑うように。瞬間、カンコ君の頭にカーッと
血が上りました。……コケにされたニダ!!
「ありが……」
「た、ただし!」
お礼を言おうとしたゲルマッハ君を手で押しとどめ、目を逸らしたままでカンコ君が言いました。
「じょ、常任理事家増設自体にはあくまで反対ニダ!でも、もし増設することになったら、ウリはゲルマッハ君を支持
 するニダ!!」
恐れていた激痛は、しかし何時までたっても訪れませんでした。
恐る恐る目を上げると、ゲルマッハ君の横にアーリアちゃんが立っていました。最初の時と同じ、あの澄まし顔です。
「了解した。我々は、きっとよりよい未来を共に迎えることでしょう。……ああ、アーリア。奥の話も終わったようだ。
 カンコ君共々案内して差し上げて」
「わかった。兄上」

全員を送り出してアーリアちゃんがドアを閉めた瞬間、厚い木製のドアを通して「フアッビョオオオオオオオオン!!!」
と聞こえてきました。
思わず苦笑したゲルマッハ君は、アーリアちゃんのいぶかしげな視線に気がつきました。
アーリアちゃんは、腕を組んで壁に寄りかかっています。
「……あれで良かったのか?兄上」
ゲルマッハ君は、軽く肩をすくめました。
「彼だってあれでもアジア人さ。なかなかに利にさとい所がある。どうするのが得なのかくらい、少し落ち着けばわかることさ」
「別にカンコはどうでもいい。しかし、カンコ家の三星おじさんやLGおじさんを、必要以上に刺激することはあるまい」
「それは違うぞ、アーリア」
兄の微笑みは、本当に魅力的だとアーリアちゃんは思いました。あるいは、完璧に計算された作り笑いなのかもしれませんが。
「だからこそ、さ。あんなことをされて、カンコがそれを正直に誰かに話せると思うのかい?」
そして、ゲルマッハ君は常に正しいのです。
シーン2.チューゴ君の場合

「では、家境問題に関しては」
「ああ、早期に解決できると思うよ」
「家同士の商売も」
「うん。きっとうまい方向に行くよ」
チューゴ君はイン堂君のお家に来ています。
何しろお隣同士で、しかもイン堂君のお家は中華マンション並の入居者数を誇っているのです。
そのうち、中華マンションの入居者数を追い抜くとさえ言われています。
「左様アルか。いや、実に意義のある話し合いだったアルよ」
チューゴ君、ホクホク顔です。家境の問題は長年対立している懸案でした。それに、現在上手くいっているチューゴ家の商売
が、実は泡のように危ういものであることは、チューゴ君が一番良く知っています。
なんとしても、日ノ本家のようになる事態だけは避けなければなりません。
一方で、現在のチューゴ家に期待されているような役割を次に果たすと見られているのが、他ならぬイン堂家です。
チューゴ君としては、是非とも仲良くしていたい相手なのです。
「アイヤー、すっかり長居してしまったアルな。それでは朕はこの辺で……」
とチューゴ君が立ち上がった瞬間です。
「ああ」
ぴたり、とチューゴ君の動きが止まります。イン堂君は何かを言いかけたまま、続けようとしません。
座るよう促すこともしません。かといって、そのまま話を続けようともしません。
スッとチューゴ君の目が細く、冷たいものへと変わりました。
イン堂君は、平気な顔をしてその視線を受け止めます。
しばらくの沈黙の後、チューゴ君はしぶしぶと席に着きました。イン堂君は、満足そうに何度も頷きます。
「……早く用件を話すヨロシ」
既に微妙にプライドが傷ついたチューゴ君です。いらだたしげにそう吐き捨てました。
イン堂君の顔色は全く変わりません。
「常任理事家の件なんだ。チューゴ君に支持してもらいたいと思ってね」
チューゴ君の目に、嘲りの色が浮かびます。なにしろ、チューゴ君が絶対的優位に立てる話題です。
「その件なら……」
「僕はこう思うんだ」
あごの下で両手を組み、イン堂君はテーブルに肘を付きます。
「世界って、不公平だ。僕らがニッテイさんの力を借りて独立した時には、既に次の世界の枠組みが出来上がっていた。
 僕らは、またそこから置いてきぼりにされたんだよ」
チューゴ君の目が、冷静な色に戻ります。
「……何が言いたいアルか?」
「別に?神サマは世界を不公平に作ったんだから、僕らはそのなかで何とかしていくしかないのさ。でもね、こうも思うんだ」
イン堂君は両手を組んだまま、口元を隠します。
あるいは、高笑いしそうになるのをこらえていたのかもしれません。

「『もう一度』何かが起きれば、枠組みもまた変わるんじゃないかなって。そうすれば、少しは公平になるんじゃないかなっ
 てね」

刹那、凄まじい圧力がイン堂君を押し包みます。チューゴ君の全身が、何倍にも膨れ上がったかのような圧力です。
押しつぶされるような、切り刻まれるような。しかし、イン堂君はびくともしません。


「朕を脅しているつもりアルか?」


人を殺す声です。カンコ君なら、この声だけで10回は気絶できます。
しかし、イン堂君はびくともしません。
「違う違う、そんなつもりは無いよ。ただ、僕と同じ悠久のときを生きる君だったら、僕のいうことを単なる戯言とは思わない
 だろうと思ってね。真剣に、聞いてくれると思って」
ふっと風がやむように、圧迫感が雲散霧消しました。空気が弛緩して、部屋が元通りの広さに感じられます。
チューゴ君はすっと立ち上がりました。

「朕はイン堂の常任理事家入りを支持するアル」


背中を向けると、一言付け加えました。
「……そのときが来れば」
イン堂君はにっこりと笑いました。
「来るさ。絶対に」
チューゴ君の唇が、皮肉に釣りあがります。
「大した自信アルな」
「自信?違うさ。僕らはこういうときに、こう言うんだ」
イン堂君はおどけた顔をして見せました。愛嬌のある、人懐っこい顔です。
「『これは運命の巡り合わせさ』。それに、待つことには慣れているしね」

それっきり、何も言わずにチューゴ君は部屋を去りました。
部屋に残されたイン堂君が、ポツリとつぶやきます。
「顔に出ないのって、本当に得だよな」
ゆっくりと掌を広げると、その内は冷や汗でべとべとに濡れていました。
シーン3.ミッドナイト・ティーパーティー

『ということさ。チューゴ君は僕の家の常任理事家入りに賛成してくれるって』
「そうか。良くやってくれた」
『全くだよ〜。君がカンコで、僕がチューゴ君だなんて、ちょっと不公平じゃないかい?』
「きっと、前世の縁だろ」
『あ〜、そういうこと言っちゃいけないんだぞ〜。君のところの宗教は、前世とかそういうのないだろ?僕、知ってるんだ』
「イン堂は物知りだな」
『僕、ゲルマッハ君のそういうところ嫌いだな』
「それもきっと、前世の縁さ」
『あはははは。そういうところは大好きさ。それじゃぁ、また後で』
チンッと、古臭いアンティークの電話の受話器受けが鳴りました。
ふーっとため息をついて深々とソファーに身を沈めると、ゲルマッハ君はさらさらの髪を撫で上げます。
「……どうだった?」
部屋の隅には、ニホンちゃんがいました。アーリアちゃんが入れてくれたココアのカップを両手で支えながら、大きすぎる
ソファーに所在無げにちょこんと座っています。
ココアをふーふーと冷ましながら、不安げな表情でゲルマッハ君を見つめています。
「ああ。イン堂君は。チューゴの支持を取り付けたそうだよ」
「!良かったあ……」
はぅ、とため息をつくニホンちゃんを、ゲルマッハ君は親しげに見つめていました。
「ええと、これでチューゴ君はイン堂君支持で、カンコ君はゲルマッハ君でしょ?アメリー君は私を支持してくれている
 から……」
指折り数えるニホンちゃんに、アーリアちゃんが口を挟みます。
「しかし、カンコは予想以上に耐えたな。あっさりと言説を翻すと思っていたが、『増設反対』は変えようとしなかった」
「あ、それ簡単な理由」
ブジリー君は良く動く目をきょろっと回して、アーリアちゃんに答えました。
「カンコ、自分が常任理事家にはいるつもり。だから、自分ちがニホンちゃんち抜くまで、絶対反対」
「抜くまでって……」
アーリアちゃん、思わず絶句します。カンコ家が日ノ本家を抜く?いや、しかし、そもそも日ノ本家が台頭してきた以前に、
果たしてそれを予測していたものがいたか?あるいは奴も……。
「アーリア考えすぎ。つまり、カンコが増設支持する可能性、0と考えればいい」
ブジリー君は至ってシンプルです。ですが、案外その辺りに正解があるような気がします。
「うん……うん……やっぱり決めた!」
一人で何事かを悩んでいたニホンちゃんが、唐突に立ち上がりました。猫舌のはずなのに、いつの間にかココアを飲み干し
ています。
「やっぱり、もう少しお隣を説得してみるよ」
「ニホン、それ、無駄」
あっさりと却下されてくじけそうになりますが、健気に踏みとどまるニホンちゃんです。
「無駄かもしれないけど、やらないよりは絶対にマシだよ」
「ニホン、それ、ある意味カンコ馬鹿にしてるぞ」
「え!?」
ブジリー君は、きょろきょろと目を動かしています。
「カンコにはカンコで、譲れないものある。なのに『やらないよりは』なんて、『あってもなくてもいい』支持とりつけの
 ための説得なんて、ただのアリバイつくり。カンコ利用して、アリバイつくりするだけ」
どよーんと落ち込むニホンちゃん。
確かに、最近カンコ君に何を言われても気にならなくなっていました。
常任理事家入り反対を表明された時にも、「ええと、……で?」といった感想しか持てなかったのが、正直なところです。
何しろ、カンコ君は地球町で特に人気があるほうではないのです。
というよりも、はっきり言って嫌われています。
カンコ君の反対表明は実際の所、ニホンちゃんにとっては何のダメージにもならないのです。
ですが……。
「(思い上がり、だよね……うん。流石にちょっと酷かったかもしれないなぁ……)」



とぼとぼと家路に着くニホンちゃんの寂しげな後姿を窓から眺めながていたアーリアちゃんは、その背中が街角に消えると
キッとブジリー君を睨みつけました。
「……俺、お前らと違う。今回の常任理事家入り、入れなかったら俺に何の意味も無い」
そう。ニホンちゃんもゲルマッハ君も、入れなかったら入れなかった時なりに、その事実の利用の仕方は色々あるのです。
町会費の支払うのを渋ってみたり、あるいは地位に見合わない負担割合に文句を言ったり。
(別にお金が惜しいわけではありませんが、町会費を払うくらいなら、実際に必要としている家にODA賃としてあげた方
が、ずーっとましです)
極端な話、町会会館の自分達の椅子に貼られた「この家は暴れん坊です」というシールを剥がすだけでも、ニホンちゃんと
ゲルマッハ君には意味があることなのです。
ゲルマッハ君は、悲しげに眉をひそめました。
「……なぁ、ブジリー。僕たちは仲間だ。そんなことを言うな。勿論、僕たちの気持ちだって君と一緒だ。入れるか、入れ
 ないか。そのどちらかだけだよ。……中間なんて存在しない」
ブジリー君、ゲルマッハ君の言葉に微かに笑みを返します。
「……カンコは、どうでもいい。アメリーやエリザベス。フランソワーズ強力に味方にする方が先。ニホン、間違ってる」
「それは違うぞ、ブジリー。君もカンコに会うべきだ」
ブジリー君の眉毛が、いぶかしげにぐんにゃりします。
「何故?」
ゲルマッハ君は、意地悪く微笑みました。
「カンコを少し褒めてやれよ。きっとあいつのことだ。ブジリーの常任理事家入りに賛成するに決まってる」
「でも、カンコの賛成、何の意味も無い」
「そんなことないさ」
ゲルマッハ君は大仰な身振りで肩をすくめて見せます。
「常任理事家増設反対派のばらばらっぷりが、浮き彫りになる。重要なのは『足並みをそろわせないこと』さ。そうなれば、
 いくらでも切り崩しようがあるさ」
今度こそブジリー君は、太陽のようにぴかぴかの笑顔を浮かべました。
ブジリー君も去り、兄妹だけが部屋に残されます。
日は既にすっかり暮れ、部屋に灯るランプの灯りが妖しくゆらめきます。
アーリアちゃんは、無言で兄の横顔を見つめています。
ゲルマッハ君は表情を消し去って、じっと虚空を見つめています。
深々とソファーに身を沈め、じっと虚空を見つめています。

「……だが、上手くいかなかったときのことも、当然想定しておかなければな」
ぽつりとゲルマッハ君がつぶやきました。

そして、ゲルマッハ君は常に正しいのです。

解説 マンセー名無しさん 投稿日: 2005/04/28(木) 00:00:50 ID:XBssVz59
本当に長々と失礼いたしました。

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/04/08/20050408000077.html
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/04/11/20050411000006.html
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/04/12/20050412000044.html
http://j1.people.com.cn/2005/04/20/jp20050420_49431.html
だいたいこの辺りのお話です。

国連改革の話は、どう転んでも日本にとって悪くなることは(よほどの事が無い限り)ありませんので、
久し振りにまたーりと推移を見守れるネタですね。

ええと、拙作を読んでいただければ判る通り、自分はチューゴ君ファンです。
ただ彼は3千年の中華を表している一方で、中国共産党のデフォルメでもあるので、描き方は難しい
ですね。
中国共産党は大嫌いなので。

カンコ君に関しては、飯嶋酋長の訪独でがっかりさせてくれたので、今回は酷い目にあわせてみました。
空気読むウリナラなんて、偽者です。

「もう書くな」とか、「チューゴ君のこんな描き方はどうだろう」、あるいは「カンコ君のいじめ方が、まだ
まだ甘い」などなど、色々聞かせていただけるとうれしいです。
では、再見。

追記:ブジリー君に、勝手にキャラつけてしまいました。どうしてもカメンライダーアマゾンが頭から離
    れないのです。
    まずかったら、二度とやりません。ごめんなさい。
失敬。

>>228
>とぼとぼと家路に着くニホンちゃんの寂しげな後姿を窓から 眺めながていた

×眺めながていた

○眺めていた

です。
申し訳ありません。
重ねて失敬。

>>228
>町会費の 支払うのを渋ってみたり

×町会費の

○町会費を

です。重ね重ね申し訳ありません。

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