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第2306話 ab-pro 投稿日: 2005/07/26(火) 22:12:39 ID:EcfjsNWi
 「キッチョムオッパが花火を作るのを止めてくれるなら、ウリは毎月のお
小遣いからオッパに2000円をあげるニダ!」
 カンコ君が高々に宣言すると、周りの人々が一斉に拍手で彼を讃えました。
 それは、引きこもりの暇さからか、家で花火を作り出したキッチョム君を
学校に復帰させるため、キッチョム君を含む6人がチュウゴ君の家で話し合
いを始めた冒頭の事でした。
 小学生にとって2000円は大きなお金です。
 この申し出に、キッチョム君も満更ではないように、満面の笑みを浮かべ
ています。
 しかしです。カンコ君の隣に座っていたニホンちゃんは、ちょっと首を傾
げながら席に着いたカンコ君に囁きかけます。
 「・・ねえ、毎月2000円なんて、カンコ君払えるの?」
 「ケンチョナ!
 ・・・払えるはず、ニダ」
 最初は胸を張ったものの、最後は声のトーンが落ちたカンコ君。
 どういう訳か、今更テーブルの下で電卓を叩き始めます。
 「ウリの一ヶ月生活費とお小遣いのために用意されているお金の合計が59
000円だと、オモニが言っていたニダ。
 それで一ヶ月に絶対に必要なお金が51000円で、残りの8000円はこ
れからの学費保険で絶対に貯金しろと言われているニダ。
 だからオッパに使えるお金は・・・」
 「・・・0円!?」
 横から電卓の計算を覗いていたニホンちゃんが、毎度の事ながら驚きの声を
上げます。
 「うるさいニダ!まだ計算の途中ニダ!
 ・・・それに、ニッテイにウリナラがだまし取られたお金を、正義の鉄槌を
持ってニホンから巻き上げるから、オッパに払った上に、お金ががっぽりウリ
のものニダ。ウリナラマンセー!」
 そう言って、場所もわきまえずに悦に入るカンコ君。
 そんな彼を横目に見ながら、ニホンちゃんはボソリと呟いたのでした。
 「・・・No More Korea」                 end 

解説 ab-pro 投稿日: 2005/07/26(火) 22:21:14 ID:EcfjsNWi
 ソースは韓国の電力事情と
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/07/26/20050726000037.html

 韓国紙のどれだかで言っていましたが、200万キロワットの対北支援策は、
韓国の電力会社に相談されることなく、政府が一方的に宣言したものだとか。
 韓国の総発電量は5900万キロワットで、消費電力は5100万キロワット。
このうち予備として17%を保持する必要があるので、200万キロワットの支援
能力は現在無いとか。
 06年(?)には現在建設中の原発が完成して08年頃にならないと200万キ
ロワットは実際には渡せない模様です。
 しかも、送電網の整備を考えると・・・・
 と言うわけで、朝鮮日報の記事と繋げてみました。
 弁明までに、現在の処、この電力支援は韓国独力で行うと公言しています。

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