戻る <<戻る | 進む>>
第2716話 リューくん好き好き ◆mKu4uqvf9U 投稿日: 2007/04/17(火) 22:07:29 ID:xgpdmelb
「リュー家の料理」


ニホンちゃんは最近、リューくん家の料理に夢中です。
ニホン家には無い料理や、ニホン家では元々食べない食材を
使っているので珍しい、かつ美味しいというのがその理由でしょう。

ニホン「リューくん、ゴーヤチャンプルって美味しいね!」
リュー「そ、そう…?」

リューくん、嬉しいと困惑がごちゃ混ぜになった表情をしています。

ニホン(リューくんって実はゴーヤが嫌いなのかなぁ…だったら!)

ニホン「私、ラフティーも好きだよ!豚肉なのに結構サッパリしてるし」
リュー「そ、そうかな…ありがとう」

リューくん、表情があまり変わりません。

ニホン(もしかして私、悪いこと言ったのかな…?)

ニホン「…ごめんねリューくん、私、何か変なこと言った?」
リュー「え?いや、違うよ違うよ!」

暗い顔になったニホンちゃんを励ますリューくん。

ニホン「じゃあ何故リューくん、そんな微妙な顔してるの…?」
リュー「え…言って良い?」
ニホン「うん、ガンガン言って」
リュー「じゃあ言うけど…」

ニホンちゃん、神妙な顔をしています。

リュー「ゴーヤじゃなくて、ゴーヤー!
    チャンプルじゃなくて、チャンプルー!
    ラフティーじゃなくて、ラフテー!
    サータアンダギじゃなくて、サーターアンダギー!」

どうやらリューくん、ニホンちゃんの発音に対して戸惑っていたようです。

リュー「褒めてくれるのはすっごい嬉しいんだけど、どうも
    呼び方に反応しちゃって…ゴメンね、ニホン姉ちゃん」
ニホン「ううん、大丈夫。こっちこそごめんね」
リュー「姉ちゃんが謝ることじゃないよ、好きになってくれたのは嬉しいし。
    ありがとうね、ニホン姉ちゃん。にふぇーでーびる」

ニホンちゃんとリューくんの間に暖かい空気が流れます。

ニホン「うぅん、ホントに美味しいから。あ!あとアレも好きだな。沖縄すば」
リュー「…すば?」
ニホン「うん、沖縄すば」

リュー「ニホン姉ちゃん…別にそれは「そば」って呼んでも良いんだよ…」
ニホン「む、難しい…」

解説 リューくん好き好き ◆mKu4uqvf9U 投稿日: 2007/04/17(火) 22:17:23 ID:xgpdmelb
御無沙汰しておりました。
久々に書いてみましたが、相変わらず文章がまとまっておりません。
別に2レスに分けて書く話しでもなかったですね。

というわけで、今回はソース無しです。
単に料理の呼び名、がテーマですから。

店によって、物凄く美味しく作ってるのに、ゴーヤーがゴーヤと
なっているせいで「え〜…」となってしまうことも実は結構あります。
小さいこととは言えども。

ゴーヤーとは単に、ニガウリの沖縄方言なだけですから、
別に「ニガウリの炒め物」で良い気もするんですけどね。

この作品の評価を投票この作品の評価   結果   その他の結果 Petit Poll SE ダウンロード
  コメント: